4年に一度はまちを考えよう

 全国的に地方議員のなり手が不足しているという。地方経済が冷え込み、毎日必死で生活している中で自分や家族を守るだけで精いっぱいという家庭が多いだろう。サラリーマンをしながら議会に出席できる環境でもない。行政に大きな問題や課題が昔ほどないという見方ができないでもない。議員となって自分の住むまちをこんな風にしていきたい、おかしいと思うところを正したい、そんな志を持つ人が少なくなったともいえるだろうか。時代の流れといえばそうかもしれないが、だからこそ、議員となってこのまちを少しでもいい方向にもっていきたいと志を持って立候補する人は貴重な存在といえる。議会の活性化はまちを活性化させることにつながる。選挙はまちの活性化につながるのだ。

 ことしは統一地方選の年。日高地方もきょう13日告示の御坊市議選を皮切りに、日高、美浜、由良町、そして県議、参院選へと続いていく。まずは市議選。無投票ムードが一転、2人オーバーの選挙戦が確定的。有権者は候補者がどのようなことを訴え、このまちをどのようにしたいと志を持っているのか、しっかりと耳を傾けて一票を投じてもらいたい。

 4年に一度の選挙は、議員が住民から洗礼を受けるためだけにあるのではない。住民自らがまちづくりに参加することでもある。まちをつくる主役はまぎれもなく住民。自分のまちに問題はないか、もっとこんなことに取り組んでもらえないものか、自分たちの暮らしをよくするために、自分たちにできることはないか。4年に一度くらいは自分に問いかけてみる機会にしてはどうだろう。貴重な一票を誰に投じたいか見えてくるかもしれない。議員、有権者、皆でまちをつくろう。(片)

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