日高町議選 無投票か

 29日告示、2月3日投開票の日高町議選(定数11)は、8日に中央公民館で立候補予定者説明会が開かれ、現職10、新人1の計11陣営が出席した。新人は自営業の湯川克巳氏(61)=志賀(柏)・無所属=で、説明会終了後、正式に出馬を表明。これで定数ちょうどで、現時点では2007年以来、12年ぶりの無投票の公算が強まっている。

 町議選に向けてはかねて無投票ムードが漂っており、8日朝には一松輝夫議員(69)=阿尾・9期=が今期限りの引退を表明。この時点で欠員1の可能性も出ていたが、午後には新人の湯川氏が名乗りを上げ、定数ちょうどとなった。このほか、高家地内では同姓の2人にいずれも推す声やうわさがあったが、9日までに本人に出馬の意思がないことが分かった。小浦で新人のうわさもあるが、関係筋によると「そんな話は初耳」としている。ただ、急展開で無投票阻止や擁立の動きが出てくることもあり、告示まで予断を許さない状況となっている。

 湯川氏は日高中学校、日高高校、神奈川大学工学部電気工学科を卒業後、1979年4月から東京の兼松エレクトロニクス㈱に入社。以後、㈱インテリジェントウェイブを経てネットワンシステムズ㈱を最後に、2016年3月、早期定年退職。いずれも大手IT系の企業で、営業を担当していた。その後、観光や農業法人のセミナーを受けるなどして、17年4月から故郷の柏でカフェをオープン。ゲストハウスやシーカヤック体験なども行い、民間レベルでの観光振興に力を入れている。町議選に向けては「2025年に大阪万博の開催が決まったが、これを機会に観光で地域を盛り上げたい。いまからその取り組みが必要」と出馬を決意。「子育て世代が暮らしてみたい、暮らしやすいまち、シニア世代が元気で楽しく過ごせるまちに」と意欲をみせ、まずは美しい海岸線を持つ市町が連携した広域的な観光アピールが大切だとし、ドローンを使った海岸線動画の紹介、ゲストハウスの整備などを推進。テレワークやサテライトオフィスで移住者増や働く場確保にもつなげたい考えだ。 

 ほか出馬を予定している現職は次の皆さん(順不同)。

 清水和人(59)荊木・1期▽辻村昌宏(63)萩原・1期▽楠山博之(54)荊木・1期▽玉井博和(62)池田・1期▽稲垣崇(55)志賀・1期▽井垣弥(50)志賀・2期▽栄茂美(62)高家・2期▽芝充彦(47)高家・2期▽清水正巳(72)比井・4期▽西岡佳奈子(56)萩原・5期

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