御坊市議選 2人超へ

 13日告示、20日投開票の御坊市議選へ向けて7日、新たな新人として会社員山本(本名=天倉)勝也氏(58)=湯川町小松原=が出馬を表明した。2012年の市長選、前回の市議選にも出馬していずれも落選しており、再挑戦となる。一時は無投票ムード濃厚だったが、年明けから一気に選挙風が吹き、定数14人に対して現職12人、新人4人が出馬の構えで、2人オーバーで本番を迎えそうだ。

 山本氏は昨年12月ごろから多くの人に「(選挙に)出やなあかん」「このまま(無投票)じゃあかん」と背中を押され、「政治不信を招き若者の選挙嫌いにつながっているのは現体制に責任がないとはいえない。選挙をしないのでは、御坊の発展につながらない」と無投票阻止へ12月31日に出馬することを決意したと経緯を説明。勤め先の理解も得て、告示まで6日と迫ったこの日、出馬表明となった。

 「チャレンジできる御坊に」がキャッチフレーズで、「次世代がチャレンジでき、子ども達が高齢者とともに安心して暮らせるまちをつくっていくことに取り組んでいきたい。市役所には非常に優秀な職員も多い。行政と議会が一緒になってコンパクトシティとして新しい御坊をつくり、誰もがいろんなことにチャレンジできる御坊にしたい」と抱負を語った。選挙戦へは後援会や準備はできておらず、「世間の良識に訴えて勝利を勝ち取りたい」とした。

 無投票ムードのまま新年を迎えたが、4日に新人が名乗りを上げて選挙戦が確定的になり、山本氏の出馬で2人オーバーの激戦へ。ほかに出馬のうわさはなく、このまま選挙戦へ突入が濃厚だ。2人超過の選挙戦は、定数16人に18人が立候補した2003年1月の選挙以来16年ぶり。定数が14人となった07年、11年はいずれも3人オーバー、前回の15年は4人オーバーの大激戦だった。前回の当日有権者は2万226人で、今回は選挙年齢が18歳まで引き下げられたが、12月3日現在の選挙人名簿登録者数は2万78人とほぼ横ばいとなっている。

 前回落選した4人のうち山本氏が再挑戦するため、残り3人分の宙に浮いた票が1500票余り、任期途中の引退票も数百票あり、今後し烈な票取り合戦が展開されそう。前回1000票を超えたのは4人、トップ当選は1262票。前々回のトップは1295票で、今回も1300票前後のトップ争いになるとみられている。上位も下位も混戦との見方が多く、前哨戦は熱を帯びてきており、御坊のまちは選挙一色となってきた。

写真=山本氏

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