スイセンのまちづくり

 由良町の町花スイセンが白崎で咲き始めている。県立白崎青少年の家の開花状況によると、8日現在、つどいの広場下の斜面は3~5分咲き、体育館横は5分咲き。番所跡はまだちらほらしか咲いていないが、今月27日に青少年の家で催される第16回すいせん祭では見頃となりそうだ。

 スイセンは1983年3月、町花に指定。白崎青少年の家の周辺には、10万本を超える野生スイセンの群生地があり、特に八重咲きのニホンズイセンが多い。関西でスイセンの名所を調べてみると、あるネットサイトでは灘黒岩水仙郷(兵庫県南あわじ市)、明石海峡公園(同県淡路市)、びわ湖バレイ(滋賀県大津市)など11件を紹介。その中に白崎も含まれており、白崎が関西で名の通った名所であるのだとあらためて思った。

 うち日本三大群生地に数えられる灘黒岩水仙郷は、約7㌶に500万本の野生のスイセンが群生しており、観賞しやすいように遊歩道を設置。昨年、由良町議会でも取り上げられていたが、特産品売店や喫茶、レストラン、水洗トイレ、自動販売機などがあり、入園料も16歳以上が500円、5~15歳が300円に設定。一大観光地として活用されている。

 それと比べ白崎は規模が小さいが、スイセンだけでなく白い岩山と日本のエーゲ海と称される美しい景観もあるのが武器。冬場の観光にこのスイセンをもっと生かせるのではないだろうか。例えばスイセン開花期間中の土・日曜日だけでも特産品販売のテント市やイベントを行うのもいいかもしれない。町でも「すいせんロード」の計画があり、今後さらにスイセンのまちづくりが進むことを期待したい。(吉)

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