印南黒潮の中元選手が阪神ジュニアメンバー入り

 日本プロ野球機構主催の「NPB12球団ジュニアトーナメント2018」へ出場する阪神タイガースジュニアに、印南町の学童チーム「印南黒潮」の中元煌翔(きらと)君(12)=印南小学校6年=がメンバー入りし、27日から札幌ドームで開催される大会に向けて燃えている。中元君は夏のセレクションを見事に突破し、元プロ選手が指導する練習環境の下さらに成長。「チームの初優勝に貢献したい」と投打に活躍を誓う。

 NPB12球団ジュニアトーナメントは、日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、「子供たちが〝プロ野球への夢〟という目標をより身近に持てるように」と企画。ことしで14回目となる。各球団がセレクションを行ってチームを編成。大会は27日から29日まで3日間の日程で、27・28日にグループリーグ、29日に決勝トーナメントが行われる。阪神タイガースジュニアは8月8~10日にセレクションを行い、1~5次の審査で応募約360人のなかから、近畿地方を中心に小学6年生16人を選出。前々回、前回と2年連続準優勝のチームは、ことしも八木裕監督の下、柴田講平、鶴直人の両氏をコーチに、念願の初優勝を狙っている。

 中元君は身長162㌢、体重56㌔。右投げ右打ちの投手兼内野手で、小学3年から野球を始め、マウンドではマックス110㌔の速球を投げる。打席では長打力が持ち味。今季20本の本塁打を記録している。セレクションには、試合で悔しい負け方をし、力を試してみたいと、締め切り間際に応募。自慢の強肩を生かして80㍍の遠投を披露し、実戦形式でも攻守に好成績を残した。

 ことしの合格は県内3人で、日高地方からは初めて。セレクションの翌週に行われた合宿以降、印南黒潮での活動と並行し、週末を中心に兵庫、大阪での合同練習や中学生、他球団ジュニアチームとの練習試合に参加している。チームメートのレベルの高さに刺激を受け、闘志に火。激しい競争や成果・実力主義の下、阪神タイガースのユニホームを着て戦うという責任感を胸に技術、メンタル両面の強化を図っている。

 背番号は印南黒潮で初めて試合に出たときの「17」で、将来は「野球を始めたころからプロを目指すと決めています」。迫る大会へ向けて「友達でライバルのチームメート全員で初優勝を目標に掲げて頑張っています。まずは試合に出て、札幌ドームでスタンドへホームランを放り込みたい」と抱負を語る。父の豊さん(39)も「印南黒潮や地域の皆さんの支えがあってこそ。息子も分かったと思う。試合に出られるかではなく、今後に役立つものをたくさん学んだはず。楽しくプレーしてほしい」。印南黒潮の脇田延之監督(46)も「うちでもチームの中心選手として頑張ってくれた。思い切ってやってほしい」とエールを送っている。

写真=自慢のバットで活躍を誓う中元選手

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