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みなべ町の上南部小学校5年生37人は自分たちで栽培した野菜を販売し、ユニセフ募金を通じて世界の恵まれない子どもたちを助けようという取り組みを行っている。6日にも、同校で開催された音楽発表会に訪れた保護者らにコマツナ、ホウレンソウなど4種類の野菜を販売。大勢が買い求めてすぐに売り切れとなっていた。

 

5年生の総合的な学習の時間を活用した取り組み。昨年度までは小遣いの一部を集めてユニセフ募金に寄付していたが、本年度から自分たちで野菜を育てて販売し、売り上げ金を寄付することにした。野菜は学校の敷地内にある学習畑(約150平方㍍)で栽培し、種植え作業や水やりなどの世話を行って大切に育てた。1学期は学校や教育委員会の職員らに買ってもらい、2学期には5年生の保護者らに販売した。今回は、同校音楽発表会に訪れた保護者らにアピール。発表会が終了すると、玄関入り口付近のロビーで、コマツナ(100円)、ホウレンソウ(同)、ミズナ(同)、ハツカダイコン(50円)を売り、「野菜はいかがですか」「1袋100円ですよ」と呼びかけた。保護者らは帰り際に足を止め、「子どもたちの気持ちのこもった野菜はおいしそう」と買い求めていた。会場では子どもたちがユニセフについて調べた内容を模造紙に書いて張り出し、病気や食料などに苦しむ世界の子どもたちの状況などを紹介した。この日の収益は1万8350円だった。1、2学期で約4万円が集まっており、今後まとめてユニセフに送金する。松場碧海さんは「自分たちで野菜を育て、世界で困っている人を少しでも助けたい」と話し、5年生担任の濱本智恵美教諭(47)は「社会全体が国際化していく中で、ユニセフ募金の活動を通じて、いろんな国の人と協力し合って生きていくことを考えるきっかけにしてもらいたい」と話している。

 

写真=音楽発表会のあと保護者らに野菜を販売

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