知事選告示 現新2人が立候補

任期満了に伴う知事選が8日告示され、4選を目指す現職仁坂吉伸氏(68)=和歌山市東高松=と、新人の「市民オンブズマンわかやま」事務局長畑中正好氏(66)=田辺市天神崎=がいずれも無所属で立候補。17日間の舌戦がスタートした。4年前と同じ2人による対決は、仁坂県政が推進するIR(カジノを含む統合型リゾート)の是非が新たな争点。組織力で圧倒する仁坂候補に共産党推薦の畑中候補がどこまで迫るか。投票は25日。(記事は届け出順)

仁坂吉伸氏

仁坂陣営は和歌山市小松原通、県庁東側の事務所で出陣式を行い、国会議員や県会議員、県内市町村長はじめ、企業や各種団体代表、一般支持者ら約500人(陣営発表)が集まった。

選対本部長の中村愼司紀の川市長があいさつ、自民、公明、国民民主、社民の推薦各党県連代表らが激励。仁坂候補は「和歌山県は皆さんのご支援をいただき、国会議員、県議会議員、政府からも応援をいただき、市町村とは共同作業のように応援いただいた結果、高速道路、少子化対策、高齢化対策、教育などずいぶん発展の条件が整ってきた。また、統計局が和歌山市に移ったり、大学ができたり、新しい動きも出てきた。こういう機運をうまく使い、県民みんなでどんどん発展し、さらなる高みに駆け上がりたい。この県政は皆さんが育て、ともにつくり上げた県政。この県政が『たいしたことがない』と思われてはいけない。これからもそう思って頑張っていきたい」と訴えた。

畑中正好氏

畑中陣営は和歌山城北の一ノ橋付近で出発式を行い、支持者ら約90人(陣営発表)が集まった。マイクを握った畑中候補はまず、「4年前にも立候補させていただいたが、あらためて県政を変えたいという強い決意を持っている。ご支援よろしくお願いします」と力強く第一声。今回の選挙の争点は、現県政が進めるカジノの誘致を進めさせるのか、ストップさせるのかであると主張。「カジノは人の懐から金を巻き上げ、県民を不幸にするとともに、地域経済を衰退させる。百害あって一利なし」と切り捨て、「和歌山にカジノは断固としてつくらない」と声を張り上げた。さらに「カジノより地域産業の育成」「カジノより医療と福祉」「カジノより子育て支援」と掲げている政策を訴え、「県民に寄り添い、地域に寄り添い、生活に困っている人たちに寄り添う県政に変えていくため、皆さんの一票をお願いします」と呼びかけた。この日は和歌山市内を中心に回り、日高地方には13日に入る予定となっている。

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