由良町議選 新人名乗りで選挙戦へ

 来年2月12日告示、17日投開票の由良町議選(定数10)に向けて、新人の野田悟(さとし)氏(70)=畑、無所属=が29日、出馬を表明した。これで現職9、新人2の計11人となり、定数1人オーバーの少数激戦が濃厚。同町議会では8年ぶりとなる選挙戦で、今後前哨戦が活発化していきそうだ。

 議会はことし8月、現職議長の藤田富三氏(享年74歳)の死去に伴い欠員1人となっている。現時点で出馬の構えをみせている現職は、議席順に▽中村真一(57)神谷、1期▽森三枝子(62)里、1期▽中谷茂生(62)大引、1期▽由良守生(59)門前、2期▽吉田ひとみ(70)里、2期▽玉置一郎(54)門前、4期▽川出純(61)里、6期▽馬場博文(55)衣奈、3期▽山名実(62)吹井、2期――の9氏。新人では、10月に岩﨑清和氏(64)=里、無所属=が出馬を表明。定数ちょうどで無投票のムードも漂っていたが、野田氏の名乗りで一転、選挙戦に突入するとみられている。

 野田氏は、旧畑小学校、旧由良港中学校を経て和高専を1期生として卒業し、海南市の石油会社に勤務。その後、門前の旧ポリテック㈱(現RP東プラ㈱和歌山工場)に入り、64歳で退職。現在は農業に従事する傍ら、地元の雨司老人クラブの会長を務め、畑文化祭の運営などにも携わっている。以前から町政に関心があり、1カ月前には畑や中地区の有権者から推す声もあって出馬を決意。「皆さんの声を聞き、町政に反映させていきたい。若い後継者の手助けや高齢者福祉などに力を入れたい」と意欲をみせ、「選挙がないまちは元気もない。無投票阻止にもなれば」と話している。

 町議選では前々回(2011年2月)が定数10に対して現職、新人の計11人が出馬して少数激戦を繰り広げたが、前回(15年2月)は定数ちょうどの現新10人が出馬し、12年ぶりの無投票だった。今回の町議選に向けては、他の地区でも新人のうわさが上がっており、今後さらに激しい戦いになる可能性もある。

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