白崎海洋公園 町が1億円かけ復旧へ

 由良町は23日、議会臨時会(26日開会)に提出する一般会計補正予算案を発表した。メインはことし9月の台風21号で甚大な被害を受け閉鎖している、大引の白崎海洋公園災害復旧費1億1500万円で、承認されればパークセンター(道の駅)やログハウスなどを修繕。早ければパークセンターが来年1月、ログハウスが4月からの再オープンを目指している。

 町では同公園の台風被害が3度目となることなどから、完全復旧を断念しており、復旧させるのはパークセンター、ログハウス4棟、トイレ2カ所、炊事棟1棟、電気設備。うちパークセンターは屋根の一部を修繕。トイレ、休憩所、観光案内ができる道の駅の機能を復活させる。これまで通り産品も販売したい考えだが、指定管理者が撤退するため品物の仕入れ態勢などをどうするのか検討が必要となっている。ログハウスは窓ガラスが割れるなどの被害が出ており、全面的に復旧。観光客らの宿泊施設として利用していく。 

 今回、ダイビングプールやレストランがあったクラブハウスの復旧は断念。今後、町と大学のふるさと協定を締結している摂南大学(大阪府寝屋川市)などのアイデアを借りながら、クラブハウスの施設を活用して何か地域に経済効果をもたらす事業を検討していく。

 補正予算では、大引の万葉公園トイレの復旧費1980万円も計上。白崎海洋公園と万葉公園を合わせた復旧にかかる測量設計費は合わせて500万円。ほか台風関連の補正予算は河川、道路、漁港災害復旧3700万円などもあり、全体的な補正予算の追加額は2億円になる。財源は地方債や町村有建物罹災共済金など。

 白崎海洋公園の指定管理者の指定期間変更の議案では、同公園の指定管理者㈱マレア・クリエイト(本社=東京都、鳥居敏代表取締役)の指定期間が当初、ことし4月から2023年3月末までの5年間となっていたのを、今月31日までの7カ月間に変更。台風被害を受けてマレア・クリエイト側から町に事業撤退の申し入れがあった。本年度の指定管理料は1200万円だったが、指定期間短縮に伴い600万円に減額する。畑中雅央町長は「白崎海洋公園の完全復旧はできないが、今後も観光拠点として活用していきたい」と復旧、復興に意欲をみせている。

写真=台風被害を受けたログハウス

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