由良町議選 連続無投票か

 来年2月12日告示、17日投開票の由良町議選(定数10)に向けて、新人第1号となる里の自営業岩﨑清和氏(64)=無所属=が11日、出馬表明した。議会はことし8月、現職議長の藤田富三氏(享年74)の死去に伴い欠員1人となっており、これで定数ちょうど。現時点でほかに新人のうわさはあっても表面化しておらず、前回選挙(2015年2月)に続き2期連続無投票の可能性も出ている。

 議席順に現職は▽中村真一(56)神谷、1期▽森三枝子(62)里、1期▽中谷茂生(62)大引、1期▽由良守生(59)門前、2期▽吉田ひとみ(70)里、2期▽玉置一郎(54)門前、4期▽川出純(61)里、6期▽馬場博文(54)衣奈、3期▽山名実(62)吹井、2期――の9氏。いまのところ引退を表面した議員はおらず、いずれも出馬するとみられている。町議選では前々回(11年2月)が定数10に対して現職、新人の計11人が出馬して少数激戦を繰り広げたが、前回は定数ちょうどの現新10人が出馬し、12年ぶりの無投票となった。今回も岩﨑氏の名乗りはあったものの、ほかに新人出馬の動きはない。町内では人口減少や防災対策、観光振興などの課題を抱える中、有権者や一部議員の間では「まちの活性化へ選挙は必要」との声もあり、今後無投票阻止の動きが出る可能性もある。

 今回出馬表明した岩﨑氏は、旧御坊商工商業科を卒業したあと、家業の酒・米屋を継いで現在に至る。その傍ら同町補導委員会会長や紀央館同窓会副会長も務めている。4年半前からは新聞配達の仕事も行っており、新聞を受け取ったお年寄りから気さくに声を掛けてくれるのがうれしく、「高齢者の皆さんが元気に楽しく過ごせるまちにしたい。人口減少に少しでも歯止めをかけ、まちを活性化させたい」と出馬を決意。前回選挙でも出馬の思いはあったが、日程的に切羽詰まっていたため見送り、今回満を持しての名乗り。「南区内では2現職に続き3人目の出馬となり、区民にはご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。支援態勢などまだまだこれからですが、当選させていただければ、町民の要望を聞き、町民と議員の距離をもっと近づける活動もしたい」と張り切っており、選挙戦突入も歓迎している。

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  1. これはこうやって飛ばすんよ

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