日高町の比井城跡違反工事 議会が執行部を批判

 日高町議会臨時会は31日に開会。一般会計補正予算に計上している、比井地内の埋蔵文化財「天路山城跡(てんじやま・通称比井城跡)」の文化財保護法違反工事に伴う、工事可能エリア調査のための測量委託料300万円に関連して、議員から執行部に対する厳しい批判が相次いだ。

 本会議場では松本秀司町長が「多大なご迷惑とご心配をかけたことを深くお詫びしたい」と陳謝し、「再発防止と文化財の保存活用に努めたい」と約束。このあと、予算審議を一時中断して開いた全員協議会では、議員から「保護法違反の記者会見は教育長が行ったが、教育委員会だけの問題ではない。町長も含めて謝罪すべきだった」「今回の問題は町の恥であり、文化財保護の認識がなさ過ぎる」「今後、文化財調査などでどれだけ費用がかかる分からない」「現場が津波の避難地であることも考慮し進めるべき」などの声があった。松本町長は、「住民に迷惑がかからないよう最善を尽くす」としたうえで、「当時の担当職員の処分は考えていない。私や教育長の責任は十分検討したい」と述べた。

 このあと、本会議を再開し、一般会計補正予算など2議案を原案通り可決し、閉会した。

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