全国障害者スポーツ 豊里さんが2冠達成

 第18回全国障害者スポーツ大会(福井しあわせ元気大会)が13日から15日まで福井県で開かれ、由良町吹井、障害者支援施設由良みのり園利用者の豊里睦(あつし)さん(21)=大阪市出身=が、知的青年の部のソフトボール投と立幅跳で金メダルを獲得する快挙を達成。ソフトボール投では大会新記録も樹立した。

 青年の部は20歳から35歳が対象。ソフトボール投は公式3投で争われ、豊里さんは1投目でいきなり79㍍35を投げ、大会記録の75㍍71を3・64㍍更新した。自己ベストの72㍍を大幅に上回る記録に自身もびっくりで、残る2投も1投目に届かないものの、70㍍超の好記録。準優勝の選手も大会新記録の78㍍97だったが、僅差で栄冠を手にした。

 立幅跳は3回の競技で争われ、豊里さんは、2回目に自己ベストとなる2㍍22を跳んで優勝した。4×100㍍リレーの和歌山県チームメンバーとしても走り、7位に入った。

 小学校1年生から高校3年生まで野球部で頑張り、投手や捕手で鍛えた強肩が自慢。今回、特にソフトボール投にチャレンジしようと初出場。2冠達成に「とてもうれしいです。直前の練習ではあまりいい記録が出ませんでしたが、本番ではすごく力が出て自分でも驚いています。園の仲間たちが応援に駆け付けてくれてパワーをもらったのだと思います。これからもこういった大会に出たいです」と張り切っている。

 同園の則藤訓章園長は「本当におめでとう、よく頑張ったと思います。豊里君は地域での就職も目指しています。金メダルを励みに頑張ってほしいです」とエールを送っている。

写真=金メダル2個を手に豊里さん

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