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 消防隊員が資機材の改良や開発を行い、より使いやすい便利なものを発表する第58回全国消防長会東近畿支部消防研究会が11、12日に京都市で開かれ、日高広域の瀧口雅博司令補・楠岡孝之消防士組が最優秀に次ぐ優秀賞を獲得。来年の全国大会に推薦される。

 東近畿支部消防研究会には大阪、兵庫を除く近畿1府3県と北陸3県から機器改良と論文に合わせて35組が出場し、支部の1府7県各消防長会長らが「利便性」「性能・安全性」「費用対効果」「独創性」「論旨の明確さ」について採点評価(点数は非公開)。上位から機器改良、論文それぞれの最優秀賞1点ずつと、全体の優秀賞6点、奨励賞27点を選び、うち17点を全国大会へ推薦する。

 瀧口・楠岡組は「メインストレッチャーブレーキペダルアタッチメントの開発(自動ブレーキ機能付き)」と題し、ストレッチャーのブレーキペダルに取り付けるT字型のアタッチメントを開発。足で行うペダル操作についてブレーキと解除を確実、容易にし、傷病者に対する不快な振動の軽減も図った。さらに、ペダルの方向を変えることなく、全方向から操作できるようにし、足側からけん引したときはそのままストレッチャーを下ろせば自動でブレーキがかかるよう改良。消防活動時の利便性が大きく向上すると高い評価を受けた。

 全国大会は書類審査で行われ、最優秀賞に選ばれた作品についてのみ、隊員が来年の全国消防長会総会席上で発表する。日高広域の小西威寿消防長は「頑張った成果。他の隊員への刺激にもなり、これからも常に問題意識を持って業務に当たってほしい。これらを消防活動に生かすことが住民の安心安全につながる」と笑顔を見せていた。

 御坊市の北岡義英司令補・岡謙介士長組は奨励賞だった。

写真=改良開発した機器を手に瀧口司令補㊨と楠岡消防士

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