日高東宝ボウル安里選手 アジア大会の金メダル胸に出勤

 ジャカルタ・アジア大会ボウリング男子トリオ戦で2連覇を果たした日本Aの安里秀策選手(27)=有田市=が31日、帰国後初めて所属する御坊市薗の日高東宝ボウルに出社した。職場仲間らから祝福を受け、金メダルを手に笑顔いっぱい。今後一層の活躍を誓うとともに、「もっとボウリングの魅力を伝えたい」と力を込めた。

 安里選手は沖縄県出身で、競技歴17年。昨年、結婚を機に妻(22)の実家がある有田市に移り住み、12月から日高東宝ボウルに勤務している。この日、職場で澤田桂吾さん(56)=摂津市=、小川リコさん(23)=御坊市=にメダルを披露。常連客からも「おめでとう」と声をかけてもらったという。

 前回大会と同じメンバーで臨んだ日本Aの安里選手は、第3ゲームにパーフェクトの300点を出すと、出場選手中トップとなる1ゲーム平均257・50点をマーク。

 大活躍で優勝に貢献し、「連覇がかかっていたので達成できてよかった。前回は先輩たちにリードしてもらったので、今回は自分が引っ張っていこうと臨みました。落ち着いて楽しく投げられ、プレー中ずっと幸せな時間でした」と振り返った。

 4年に一度のアジア大会へ「完全燃焼」を掲げていたが、トリオ戦のあと、6人チーム戦は4位、マスターズでも力の差を感じ、「自分は体が小さいので人の2倍、3倍トレーニングしていきたい」と新たな目標へ前を向く。10月には国体へも和歌山県代表として初出場。「目指すは優勝。ボウリング競技で天皇杯を持ち帰りたい」と意欲をみせた。

 日高東宝ボウルの職場のスローガンは、「皆さんにボウリングを通じて幸せな日常を」。ボウリングについては「子どもからお年寄りまでができ、ピンが一瞬で倒れるときの爽快感が醍醐味。レジャーを含めると競技人口は多いと思いますが、マイボールを持ってのスポーツとしてはまだまだ。思い通りに投げられたときのストライクは何とも言えず、試合や勝負どころでのドキドキ、ワクワク感が味わえるので、始める方が増えてほしい。1回でもいいので遊びに来て、気軽に声をかけてください」と話している。

 日高東宝ボウルでは金メダリスト・安里選手のレッスンが受けられる教室の生徒も募集中で、問い合わせは℡0738―23―2660。

写真=金メダルを手に安里選手と職場の2人

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