3町が海岸線県道の早期改良を知事に要望

 美浜、日高、由良の3町でつくる県道御坊由良線整備促進協議会(会長=森下誠史美浜町長)が2日に県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に3町の海岸線を走る県道御坊由良線の早期改良を要望。災害時の〝命の道〟や風光明媚(めいび)な海岸線を走る観光ルートとしての重要性を訴えた。仁坂知事は早期改良の必要性に理解を示し、優先的に整備していくことを約束した。

 同協議会がことし5月に設立されて以来、初の要望活動。森下会長はじめ、副会長の松本秀司日高町長、監事の畑中雅央由良町長、顧問の冨安民浩県議のほか、3町の議会議長・常任委員長、区長会長、バス・タクシー会社社長、観光協会会長ら約20人が参加した。

 森下会長は「きょうは多くの人で来させていただいた。私たちの熱意をくみ取っていただきたい」と述べ、県道御坊由良線について「災害時の支援道路としての強化、観光道路としての機能充実、交通の利便性向上、道路防災対策の推進が必要」と強調。①現在事業着工している区間の早期完成②未整備区間の早期事業化③道路防災対策の推進――を要望した。さらに、美浜町では幅員が狭い三尾漁港北と旧三尾郵便局前の改良、国道42号からの歩道延伸、土砂崩落が多発する三尾―本ノ脇間のバイパス新設、日高町では柏―小浦間と阿尾―田杭間の拡幅改良、由良町では白崎海洋公園―小引間の拡幅改良・越波対策を進めるよう求めた。

 県側は仁坂知事はじめ、県土整備部の森戸義貴部長や庄司勝道路局長、関係課長らが対応。仁坂知事は「県道御坊由良線の整備については冨安先生からも聞いているが、きょうは皆さん〝大連合艦隊〟で来ていただいた。でも私が『ど~んと予算を投入してはどうか』と言ったら、部長に怒られる。県内の道路整備ではまだたくさんやることがある。優先度の高いところから順番にやって、早期完成を目指す」と説明。その上で「県道御坊由良線については全部優先でしょ。ただ、その中でもどこから整備していくのか、ちょっとしたテクニックがある」などとし、整備促進に意欲を示した。

 要望活動を終えて森下会長らは「整備の必要性を十分理解していただき、手応えを感じた」と話していた。

写真=3首長が頭を下げて仁坂知事㊨に要望書を提出

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