日高川町がICT教育の新機器導入

 日高川町は美山地域の笠松、川原河、寒川第一の3小学校で試験的に行っているテレビ電話などを使ったICT(情報通信技術)教育の2学期からの本格始動へ向け、専用機材を導入。23日には美山中学校も加えた4校をつないだデモンストレーションが行われ、教諭らが使い方などを確認した。

 少人数校のデメリットとなっている意見交換する機会の少なさを克服しようと、昨年度、3小学校を対象に導入。機器は和歌山大学から借りたノートパソコンのカメラと無料ソフト「スカイプ」を使用して、試験的に実施。社会見学での感想を発表し合ったりするなどして各学期に1、2回程度使用してきた。

 デモンストレーションでは4校をつなぎ、笠松と寒川第一を中心に通信。モニターはこれまでより一回り大きい65㌅で、専用のカメラ、通信ソフトを使用。文字などもくっきり見えるほどの高解度で、無線LANから有線LANに変えたことで通信も安定し、音声の途切れなどもなくなった。

 デモンストレーションに参加した笠松小の橋本和輝教諭(46)は「モニターの画面が大きく、解像度も上がり見やすくなった。カメラも横に動かしたりズームができるようになり、これまで以上にスムーズに通信できるようになると思います」と話していた。

 高学年は道徳の合同授業、中学年は社会見学などの発表で使用し、美山中も加わったことで英語に関する授業などで活用することを検討している。

写真=新しい機材を試す教諭ら

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