子ども狙う特殊詐欺

 「タブレット型コンピューターをさくさくと操作する赤ちゃんに紙の本を持たせたら?」という動画が話題になったのも今は昔。動画では1歳の赤ちゃんに紙の雑誌を持たせたところ、誌面を一生懸命ピンチしたり、フリックしたりしようとする。もちろん紙なので何も起きず、赤ちゃんはちょっと不満そうな表情。このように、これからは生まれたときから、または物心ついたころから、パソコンやインターネットがある生活環境の中で子どもたちは育つ。
 みなべ町のホテル&リゾーツ和歌山みなべで先日、御坊広域青少年補導センター補導委員連絡協議会の研修会があり、田辺署生活安全刑事課の特殊詐欺被害防止アドバイザー・松本成生、田原節男の両氏が「特殊詐欺被害防止について~現状と対策」と題して講演した。特に補導委員向けの内容ではなかったと思うが、老若男女が特殊詐欺の被害に遭う可能性があるという例の中で昨年、橋本市の中学1年生がメールで「短時間でお金を稼げる」と誘われ、現金20万円をだましとられた話が紹介されていた。
 「親に相談すると怒られるかも」。子どもにはそんな意識もあるのだろう。ケースは違うが、橋本市で起こったアダルトサイトの登録料や退会料を装った架空請求詐欺は、大人でも他人に言いにくく、特に思春期なら親に相談できないデリケートなところもある。子どもたちを特殊詐欺の被害から防ぐためには、親に気軽に相談できる環境をつくっておくのはもちろん、子どもが親を通さず誰か大人に相談するという知識を教えておくことも大切。間違っても子どもだけでお金を支払って解決しようとしてはいけない。それを教えておく必要があると思った。   (笑)

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