みなべ町が梅料理のレシピ本製作へ

 みなべ町は、料理研究家や町内の料理グループが開発した梅料理のレシピ本を製作する。白干し梅を使って簡単にできる料理を掲載し、年末までに5000部を発行する。町内の家庭に配布するほか、梅の加工講習会などで使用する。担当のうめ課では「若者の梅離れが進むなか、梅を身近に感じてもらい、消費の拡大につなげたい」と話している。
 旧南部川村当時の1989年に梅料理研究会の協力で梅料理レシピ本「ヘルシーでおいしい梅料理」を製作したが、内容が古くなったこともあり新しいレシピ本を製作する。昨年、町農業振興協議会が町民を対象に実施したアンケート調査でも消費拡大対策として「梅干しを使ったレシピの紹介を」という意見が多かった。
 掲載する料理の考案については、梅料理研究会、農業振興協議会、南部川生活研究グループ、受領梅遊びグループ、プラムキッチン、JA紀州梅愛隊、南部高校で結成する作製委員会が協力。フードスタイリストの飯島奈美さん(東京)も加わる。飯島さんは2013~14年に放送された連続テレビ小説「ごちそうさん」では全編にわたって料理を担当し、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞の特別賞を獲得するなど活躍している。
 8月末に、各団体が3~5品程度の梅料理レシピを持ち寄って試食会を開催。その後、飯島さんらのアドバイスを受けながら9月末ごろに掲載レシピを決定する。レシピ本は約50㌻で、梅の機能性、世界農業遺産に登録された「みなべ・田辺の梅システム」などの梅の魅力も掲載する。担当のうめ課では、「若い世帯でも簡単にできる梅料理を紹介し、地域内外へ効果的に発信していきたい」と話している。

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