みなべ町千里ウミガメ館 6月1日竣工式

 みなべ町では山内の千里観音敷地内でウミガメの調査研究や保護活動の拠点とする施設「みなべ町千里ウミガメ館」の建設工事が最終段階に入っており、今月末までに完成となる。施設は鉄骨平屋約200平方㍍で、展示室や宿泊室などを設ける。6月1日午前10時から竣工式を行い、ウミガメの本格的な上陸シーズンに備える。
 以前から利用していた施設は、大正時代に廃校の学校施設を移築して建設した建物(木造平屋建て約200平方㍍)。ウミガメの産卵時期に訪れた調査員らの宿泊所などとしても活用されていたが、老朽化が進み、地元区から「改築する必要がある」などという声が上がっていたため町は以前の施設を解体し、新施設の建設に取り組んできた。
 施設内には、ウミガメや熊野古道九十九社の一つ千里王子など地域の自然や歴史についてパネルで学習できる展示室、寝泊まりできる宿泊室、調理室などを設置。ウミガメ調査員の研究や観察者の待機場所として利用し、ウミガメ保護活動の拠点とする。ほかにもふるさと学習や保護活動の情報発信の場としての活用を図っている。現在は建物本体の工事が完了し、周辺の整備工事を行っている段階。竣工式当日には関係者が出席し、テープカットなどで完成を祝う。
 町では設置や管理に関する条例も定めており、「使用者はあらかじめ教育委員会の許可を受けなければならない」としている。調理室の使用は1時間につき500円、和室は1時間につき300円としている。ただし、教育委員会が特別の理由があると認めた時には、使用料の全額または一部を免除することができる。

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