みなべで小梅の出荷始まる

 JA紀州管内では梅の収穫シーズンに入り、16日からトップを切って小梅の受け付けが始まった。昨年より2日早いスタートで、主産地のみなべ町では初日の午前中から気佐藤地内の統合選果場に収穫された梅が運び込まれた。農家らによると、「ことしは雨が順調に降り、昨年よりも果実が大きい。病害虫も少ない」という。主力品種の南高梅は27日から受け付けを開始する。
 気候が温暖で生育の早い海岸部を中心に収穫。統合選果場では農家が選別機で果実をサイズ別に分け、4㌔入りの箱に詰めて出荷している。山内の東昌弘さん(62)は「ことしは病害虫が少なく、きれいな果実が多い」、西本庄の西川敦博さん(40)も「ことしは雨が多く、昨年よりも粒が大きい。高値で推移してくれれば」と話していた。小梅は自家授粉できない南高の交配樹として植栽されることが多く、同JA管内の梅全体の栽培面積2586㌶に対して13㌶程度となっている。
 20日には古城梅、主力の南高は27日から出荷の受け付けを開始する。同JAでは小梅の生産量を47㌧(前年比118%)と見込み、市場販売計画は17㌧(前年実績比100%)。古城は151㌧(前年比116%)の生産予想で、販売計画は100㌧(前年実績比97%)。主力の南高では生産予想量を3万2443㌧(前年比118%)とし、販売計画では2600㌧(前年実績比128%)としている。「昨年は雨不足で実太りが進まず収量が伸び悩んだが、ことしは降雨が順調。いまのところ目立った病害虫の発生もない」と期待している。

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