全国小学生柔道県予選 久保井君が50㌔級優勝

 公益財団法人県柔道連盟主催の第15回全国小学生学年別柔道大会県予選は19日、岩出市立市民総合体育館であり、6年男子50㌔級で久保井塾の久保井亜門選手(11)=印南町西ノ地、切目小6年=が見事優勝。8月26日に山口県・周南市総合スポーツセンターで開催される全国大会への出場を決めた。昨年の5年45㌔級に続き、2年連続のV、全国出場となり、前回2回戦で敗れた夏の大舞台へは「1位を目指したい」と闘志をみなぎらせている。
 小学5、6年生の男女、体重別計8種目で熱戦が展開され、各種別の優勝者が夏の全国切符を得られる。6年男子50㌔級には11人が参加し、トーナメントで争った。
 第1シードの久保井選手は1回戦が不戦勝。2回戦では開始早々、得意の背負い投げで一本勝ちし、準決勝、決勝はともに判定勝ち(3―0)を収めた。
 準決勝の花川豪選手(かつらぎ)とは2回目の対戦。手の内が分からず、プレッシャーも感じたが、「引き手を先に持たせないように」と積極的に攻め続け、終始、優位に試合を運んだ。昨年と同じ顔合わせとなった決勝は「去年、勝っているので自信を持って臨んだ」と堂々とした戦いぶりを見せ、石本智也選手(練心館)にリベンジを許さなかった。
 小1の春から柔道を始め、五輪柔道3連覇の野村忠宏さんに強く憧れている。野村さんのオリンピック、練習風景などの録画映像は、イメージトレーニングの一環として数え切れないくらい視聴してきたといい、この日も初戦で絶対王者が必殺技にしていた背負い投げを思い描いた通りに決め、勢いに乗った。
 「年上の中学生との練習を増やし、パワーがついてきた」と一冬越えての成長に手応えを持っており、今夏の大舞台では「1位を目指したい」ときっぱり。昨年は残り5秒で技ありを奪われる悔しい敗戦だっただけに「県予選でも最後まで気を抜かずに戦えたし、これからも練習でメンタル面を強化していきたい」と隙を見せない。
 「将来の夢はオリンピック出場」と話す久保井選手。父親で久保井塾代表の寿さん(49)は「ことしは出場するだけでなく、勝ち上がれる力があると思う。いかに力を発揮できるかが鍵で、自信を持って、最後まで気を抜かずに試合ができるように練習を積んでいってほしい」と一層の飛躍へ期待を込めている。
 県予選では久保井君以外に、5年男子45㌔級で井ノ上力也選手(印南)、同女子40㌔級で濵田愛賀選手(由良)、同女子40㌔超級で細川美紅選手(日高)がそれぞれ3位入賞を果たした。

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