南紀白浜空港で開港50周年式典

 南紀白浜空港(白浜町)が開港50周年を迎え、1日に同空港で記念式典が催された。仁坂吉伸知事があいさつで「空港は白浜周辺の観光とビジネスに有力な武器。次の50年も一層皆さんのお役に立てるようにしていきたい」と述べ、くす玉割りで祝った。ジェット機による遊覧飛行、地上では地元の小学生が飛行機を誘導するマーシャリングを体験するなどイベントも行われた。
 首都圏と直結する紀南地方の玄関口として1968年に開港。以来、観光、産業、文化振興のアクセス拠点として役割を果たしてきた。式典には関係者ら約120人が出席。仁坂知事は「東京からの便は一日3便を確保している。今後は広い意味での民営化に取り組み、空港とともに南紀や県が発展していくことを祈念する」とあいさつした。浮島智子衆議院議員、門博文衆議院議員、尾﨑太郎県議会議長も祝辞を述べ、空港や地域の発展を期待した。記念品として㈱日本航空から機体にキャラクター「わかぱん」を描いたジェット機のミニチュアが県へ贈られた。
 同時開催としてジェット機による紀伊半島遊覧飛行が行われ、地上では白浜町の小学5・6年生10人がマーシャリング体験。到着した飛行機を駐機スポットに誘導した。白浜第二小学校の小河畑華さん(6年)は「飛行機は大きくてとてもかっこいい。まだ乗ったことはないけど、乗ってみたくなった」と話していた。ターミナルでは住民から募った開港から現在までの写真約50枚が展示され、地元の高島弘さん(82)は「飛行機が好きで、昔は成田空港で機体を整備する仕事をしていた。こうして写真を見ていると歴史を感じる」と話していた。

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