和歌山高専(角田範義校長)は17日、卒業式を行い、4学科141人が新たな人生の一歩を踏み出した。
各学科の代表者に卒業証書を授与した後、角田校長が式辞。「これまで学んだ工学という専門の背骨・バックボーンに、これから皆さんが自分自身で肉付けをする番。高専の実践的な教育を受けた技術者の活躍の場は、目の前に開かれている」とエールを送った。
卒業生答辞では環境都市工学科の落合壮太さんが、「5年間、楽しいことだけではなくて心が折れそうになることもあったが、仲間と共に乗り越え、成長することができた。これから胸を張って自分たちの選んだ道を進んでいこうと思う」と決意を述べた。
あわせて修了証書授与式も行い、専攻科の2年間を終えた20人に証書を贈った。