御坊にも将棋ブーム

 日本将棋連盟紀の国支部(井原靖支部長)の第6回新春紀の国杯将棋大会が14日、御坊市島の大洋化学㈱本社会議室で開かれ、小学生の参加者が昨年の3倍以上、過去最高の18人となった。事務局を務める大洋化学では、昨年から大活躍している藤井聡太四段の影響が大きいとみており、同社が製造している将棋セットの販売も例年の約3倍にアップ。御坊日高でも将棋熱がますます高まると期待されている。
 大会はA級(三段以上)、B級(二段~1級)、C級(2級以下)と小学生の部に分かれて予選リーグと決勝トーナメントで争った。
 小学生の部には日高地方をはじめ和歌山市や海南市、紀南地方から18人が参加。昨年1月の第5回大会の参加者5人に比べて3倍以上、これまで最も多いときでも約10人だったことから、ことしは藤井四段効果が表れているといえそうだ。いなみこども園で将棋を教えてもらってから好きになったという藁科貴太(たかひろ)君(切目小5年)は「やっぱり藤井四段みたいになりたい」と目を輝かせていた。事務局の大洋化学の松山弘樹さんは「これまで少なかった低学年の参加者が増え、下は幼稚園年長児も来てくれた。将棋はやっていたが大会には参加していなかったという子も、藤井四段ブームで背中を押されて大会に参加してくれるようになっている」と分析。藤井四段は昨年、将棋界最多の29連勝を達成して一躍話題の人となり、全国的に将棋ブームが到来。14日に行われた朝日杯将棋オープン戦本戦準々決勝でタイトル保持者の佐藤天彦名人を破る大金星を挙げて大きなニュースになっており、ことしも藤井人気は続きそうだ。
 松山さんによると、同社が製造販売している将棋の駒と盤のセットの販売数も大幅アップ。例年1万セット前後だが、昨年のブーム以降は3倍となる3万セットが売れたという。「藤井四段や、羽生善治竜王の国民栄誉賞受賞が決まるなど、将棋熱は子どもたちにも広がっていることを感じます。普段の将棋教室にも御坊日高の15人前後が来てくれていますし、やりたいと思っている子も多いと思うので、もっと輪を広げていきたい」と話している。
 今大会の上位入賞は次の皆さん。
 【A級】①古久保敏晴(和歌山市)②小倉新太郎(橋本市)【B級】①仁多康之(御坊市)②大倉勝美(かつらぎ町)【C級】①西田真康(和歌山市)②金川哲已(紀の川市)【小学生】①田中友翔(朝来6年)②辻本悠人(岡崎3年)③畑駿平(智辯1年)、坂口七星(印南2年)
 

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