御坊の本町商店街にキハ広場オープン

 紀州鉄道の人気車両だったキハ603が飲食テナントや地域住民の交流の場として生まれ変わり、御坊市本町商店街の新しいスポット「キハ603広場(仮称)」として16日からオープン。初日から行列ができる人気ぶりとなり、活気に包まれた。セレモニーでは、広場開設に取り組んできた市本町商店街振興組合の坂井和夫代表理事が、商店街のシンボルとして活用し、活性化につなげていく決意を示した。
 オープニングセレモニーには多くの地域住民、鉄道ファンらが集まり、御坊市民吹奏楽団が演奏を披露するなどにぎやかなスタートとなった。塗装し直して美しくなったキハ603の前で、坂井代表理事は2009年に引退しスクラップになる予定だったキハを商店街のシンボルとして活用しようと数年前から取り組んできた経緯を説明した上で「商店街の活性化にこれからも活用していきたい。子どもからお年寄りまで気軽に交流できる場として、またテナントも利用してみんなで盛り上げてほしい」と協力を呼びかけた。来賓の龍神康宏副市長、吉田擴御坊商工会議所会頭、中村裕一県議、田中達也日高振興局長が「地域住民に親しまれ、商店街活性化の拠点となることを願っている」などと祝辞を寄せ、佐納雄彦紀州鉄道御坊事業所長が「交流の場として利用してもらえることは、私たちにとってもうれしい。いつまでもキハを愛してやってほしい」と思いを込めてあいさつした。
 施工業者の御坊市の㈱サンクリエーションの角幸彦代表取締役に感謝状を手渡し、坂井代表理事や来賓らがテープカットでオープンを祝った。餅まきには数百人が集まったほか、テナントの「Takoyaki Musha」はたこ焼き、「軽食亮『Ryou』」は牛スジ丼をそれぞれ先着100食、100円で特別販売し、広場いっぱいに行列ができていた。
 車両の半分はテナント2店、もう半分は交流スペース。絵本や漫画などを置いており、子どもたちが気軽に利用できるほか、地域住民が憩えるようキハの座席をそのまま活用している。テナント2店の営業は午前11時から。
 キハ603広場は仮称で、今月末まで名称を募集している。採用者にはほんまち通貨1万円分をプレゼントする。

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