みなべ町清川の国道424号改良が完了

 みなべ町清川地内で行われていた国道424号清川工区の改良工事が完成し、2日に供用が開始された。紀伊半島水害の関連事業部分を含め、全延長2㌔区間。地元の清川公民館では開通を祝う会が開かれ、住民らが餅投げやテープカットで祝った。式典には約100人が出席し、小谷芳正町長は「産業、経済、文化に及ぼす影響は計り知れない」と喜びを述べた。
 平成23年の台風12号による紀伊半島水害で被災した清川地内の国道424号の災害関連事業(0・6㌔)と改良工事事業(1・4㌔)を合わせた形で国道を整備。期間は22年度から29年度までの8年間で、27年9月に1・3㌔、ことし3月に0・5㌔区間がそれぞれ供用開始。残る0・2㌔区間がこの日に開通し、全区間の供用が開始された。幅員は9・25㍍の2車線で、トンネル2つと橋4つを設けてバイパス化した。事業費は47億円。
 開通を祝う会は供用が開始となった現場で開く予定だったが、雨のため清川公民館で開催。小谷町長は「昭和29年12月の『昭和の大合併』で盛り込まれていた事業だった。63年が経過し、ようやく完成することができた。これまでの間、県には絶大なる協力を賜った」とあいさつし、国道424号清川地区整備促進協議会の岡菊夫会長も「長い間の念願だった2車線化を実現していただき、地区の住民は喜びと感謝でいっぱい。あるゆる面で大きな力となることは間違いない」と述べた。
 仁坂吉伸知事は「私自身の気持ちとして、今回の開通は紀伊半島水害の時に法手見トンネル出入り口付近の土砂崩れで亡くなられた清川の畑佳文さん(当時28歳)にささげたい」としたうえで、「今後は龍神村まで結ぶ区間の整備を目標としていきたい」と決意。坂本登県議、竹本栄次町議会議長も祝辞を述べ、会場内で小谷町長、仁坂知事らがテープカットを行った。
  

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