御坊工業団地 残り完売へ交渉進む

 御坊市塩屋町北塩屋の御坊工業団地は、売れ残っている北西部分の分譲区画について、県と購入希望企業との間で交渉が進められている。県は残る面積をすべてスムーズに売却できるよう、12日開会の9月議会に土地造成事業の補正予算案を提出。担当課は「企業名等はまだ公表できないが、年内には契約をまとめたい」と話している。
 御坊工業団地は製造業と流通関連業を対象に、県が21年前の1996年に開発。総面積は約36万3000平方㍍で、現在までにアズビル金門和歌山㈱、恵和㈱、藤本製薬㈱、紀州ファスナー工業㈱の4社が土地を購入、または長期の賃貸借契約を結んでおり、残りはアズビル金門の北側、紀州ファスナー工業の西側に当たるA区画約4万5800平方㍍となっている。
 この残り区画について、県は本年度の当初予算に一部の売却経費として約4000万円を計上していたが、ここにきてすべて購入してもらえる可能性も出てきた。このため、9月議会に土地の売却原価と進入路等整備の造成費用として約1億8300万円の補正予算(土地造成事業特別会計)を提案する。
 公営企業課は「契約調印できるまでは具体的なことは公表できないが、残る用地をすべて購入していただける可能性もあり、なるべく早くスムーズに交渉をまとめられるよう補正予算を計上した。年内には契約できるよう頑張りたい」と話している。

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