国体女子バレー 本選出場へ燃える日高地方選手

 えひめ国体(9月30日開幕)出場を目指す成年女子バレーボールの和歌山チームは、Vプレミアリーグの名門・東レアローズの元主将で御坊市役所勤務の芝田安希さん(36)が昨年に続いて監督を務める。選手には、昨年から選出されているパナソニックESブルーベルズ所属の久堀志穂さん(38)=印南町西ノ地出身=と、ことし初選出となる大阪大谷大学4年の中本葉月さん(21)=御坊市藤田町出身=がメンバー入り。26、27日の近畿予選突破へ燃えている。
 東レではウイングスパイカーとしてチームをリーグ優勝など数々のタイトル奪取に導き、主将も務めた芝田さんは、おととしのわかやま国体で和歌山チームのコーチを務め、昨年から監督に就任。2年目のことしは春から練習を始動させるなど目標の「本選出場」へ力を入れている。
 昨年、芝田監督にスカウトされて初出場したセッターの久堀さんは、小学6年生のときに切目ジュニアで全国制覇。高校は大阪国際滝井に進学し、個人でベストシックス賞に選ばれた実力があり、抜群のバレーセンスはいまも健在。
 ことし初選出の中本さんは御坊つばさ、大成中、熊野高校から現在の大阪大谷大学に進学。身長176㌢の長身を生かしたブロックとセンターからの速攻が持ち味で、関西大学リーグではブロック賞を2年の春と秋、3年の春の3シーズン連続で獲得。7月下旬に行った和歌山チームとの練習試合で芝田監督の目に留まり、急きょ代表招集が決まった。
 芝田監督は地元勢2人に「久堀さんはチームのキーマンで見事なトスワーク、中本さんはブロックポイントや速攻が抜群」と期待。チーム全体では「昨年より練習試合をかなり増やしたことで、コンビネーションや接戦での粘り強さ、劣勢時の巻き返し方などチーム力がついてきた。春から取り組んできた速い攻撃も形になってきて、攻撃力は昨年以上」と手応えを感じており、「本選に出場したいという選手一人一人のモチベーションも高く、いい状態で近畿予選に臨めそう。なんとか結果を出したい」という。
 久堀さんは「昨年はチーム合流が遅かったが、ことしは早くから活動していてアタッカーとの息も合ってきた。体づくりも時間をかけてしっかりできている」と好調をキープしており、「和歌山チームを応援してくれるファンの方々に、一つでも感動を与えられるようなプレー、試合をして本選出場を目指したい」とやる気満々。中本さんは「大学1年のときに和歌山チームでクラブカップに出場したことはあるが、国体予選は初めて。チームの雰囲気はすごくよくてプレーするのが楽しい。明るく元気にプレーし、ブロックで得点してチームに貢献したい」と本番へ胸を躍らせている。
 近畿予選は6チームが出場。初日に3チームずつに分かれて予選リーグを行い、上位2チームずつが2日目の決勝トーナメントに進出し、上位2チームが本選に出場できる。和歌山は予選で京都、大阪代表と対戦する。

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