印南町議選 無投票で12氏当選

 1日に告示された印南町議選(定数12)は、立候補の届け出を済ませたのが午前中の現職9人、新人2人、元職1人のみ。6日の投票を待たずして24年ぶりの無投票当選が決まった。各陣営では立候補届け出締め切りの午後5時に当選が確定すると、支持者らとともに喜びを分かち合い、当選者は今後4年間のまちづくりへ決意を新たにした。
 今回の町議選は5月から6月にかけて新人が名乗りを上げたのを最後に、以降は告示8日前に元職が立候補を表明したが、顔ぶれが変わっただけで低調ムードのままゴールを迎えた。当選者は届け出順に古川真(60)無新、当選回数1回、島田▽藤薮利広(57)無現、3回、津井▽前田憲男(55)無現、2回、上洞▽藤本良昭(74)無現、8回、古井▽堀口晴生(65)無現、6回、印南▽杉谷考祥(71)無現、3回、羽六▽玉置克彦(58)無現、3回、西ノ地▽榎本一平(58)共現、5回、西ノ地▽玄素彰人(44)無元、2回、印南▽中島洋(55)無現、2回、印南▽夏見公久(67)無新、1回、印南原▽岡本庄三(61)無現、3回、山口ーーの12氏。藤本氏は現役最多、玄素氏は平成13年以来の当選を果たした。12氏には7日午前10時から役場3階大会議室で、町選挙管理委員会(楠本勝彦委員長)から当選証書が付与される。任期は9月1日から。
 新人2氏は初当選が決まると、選挙事務所で支持者らにあらためて決意を表明。それぞれ町勢発展、住みよいまちづくりへ全力投球を誓った。古川氏は町の重要課題として、防災対策と地域産業の活性化を挙げ、防災では「切目川などの河川整備を行い、海抜の低い地区の大雨による浸水、巨大地震による津波被害を少しでも減らすことが必要」。産業では「町内で栽培されている優秀な農作物を海外に輸出できるよう取り組んでいきたい。長年エンジニアとして海外で勤務してきた経験と人脈を生かして海外販売の窓口をつくり産業の活性化につなげていければ」と述べた。
 
 夏見氏は「4年先まで見捨てず応援してください。まずは地域の方を声を聞くのが一番の仕事。何でもかまいませんのでアドバイスいただき、是々非々で判断したなかで、行政と町民のパイプ役として精いっぱい頑張っていきたい」と抱負。町の喫緊の課題として高齢化や人口減少問題、産業振興などを挙げて「理想ばかりではなく現実を見据えたなかで一段一段成果を積み上げていきたい」と力を込めた。

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