世耕大臣 感謝の集いで決意新た

 世耕弘成経済産業大臣(54)の「感謝の集い」が25日、和歌山市民会館で開かれた。平成10年の参院和歌山選挙区補欠選での初当選から19年、自分を支え育ててくれた地元にあらためて感謝。加計学園問題など逆風が吹き荒れるなか、「信頼を回復するのは難しいかもしれないが、安倍政権に代わる政権があるのか」と胸を張り、これまで通り「成果を出す」政権の中枢として全力を挙げる決意を示した。
 会場は通路にまで立ち見があふれ、超満員の2500人(主催者発表)が詰めかけた。世耕大臣は冒頭、自身の初めての選挙演説以来19年ぶりとなる市民会館の舞台に感慨無量、「ここは私が国会議員としてスタートした思い出の場。だからこそ内閣支持率が急落しているいま、ここに立ち、もう一度この場から、初心に帰って頑張りたい」と述べた。
 森友学園、加計学園、PKO日報など、安倍内閣を揺るがす問題続発に、「反対の声も大きい法案を成立させ、株価上昇、有効求人倍率回復などの成果を出し、仕事をする内閣として高い支持率を維持してきたが、そこに私も含め、慢心があったのかもしれない」と反省。そのうえで加計学園問題は「安倍総理は権力を使って友達に便宜を図るようなことは絶対にしない。友達だからこそ逆に厳しくする性格であり、そんな自分が疑いをかけられることに対して少し強圧的に反論し、丁寧な説明をとばしてしまった」と首相の潔白を主張した。5年前の第2次安倍内閣発足から初の逆風が吹き荒れるなか、「信頼を回復するのは難しいが、では、安倍政権に代わることができる政権があるのかと国民に問いたい」と胸を張り、これまでの経済、安全保障、外交の成果を強調した。
 8月3日予定の内閣改造には「大臣続投となればうれしいが、とにかく3日までは大臣の務めを果たし、自分はどんな立場になっても全力投球で仕事をする。安倍政権の信頼回復にはそれしかない」と述べ、今後も地方の中小企業対策を第一に、国内外の問題に全力で取り組む姿勢をアピールした。

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