日高地域消費生活相談窓口 7月から業務開始

 御坊市と日高郡内6町が共同運営する「日高地域消費生活相談窓口」が、7月1日から御坊市役所1階で業務をスタートする。これまでは和歌山市と田辺市にしか専門相談センターはなかったが、複雑多様化する高齢者らを狙った悪質商法や消費者トラブルに身近に対応する態勢を整備した。専門相談員2人を配置し、1人は常駐、1人が曜日ごとに各町を巡回することになっており、住民の心強い味方となりそうだ。
 一人暮らしの高齢者に高額な商品を売りつける悪質な訪問販売や振り込め詐欺、送りつけ商法など消費者問題は年々増加傾向にある。ここ数年はインターネットに関する契約トラブルが増えるなど手口は巧妙化している。これまでは市役所や各役場の担当課職員が普段の業務と兼務して対応していたが、複雑なケースは専門相談員のいる和歌山市か田辺市へ行ってもらうしかなく、もっと身近な場所で専門知識を持った人に相談できる態勢を整えようと、日高地方7市町が共同運営することにした。
 場所は市役所1階で、住民福祉課窓口の向かい側の部屋。市の臨時職員として採用した消費生活専門相談員の国家資格を持つ岡田昌代さん(美浜町)と山下智左枝さん(湯浅町)の2人が勤務。1人は窓口で来所者に対応し、1人は6町を順番に巡回する。日程は第1・3火曜日由良町、第2・4火曜日日高町、第1・3水曜日美浜町、第2・4水曜日日高川町、第1・3木曜日みなべ町、第2・4木曜日印南町。時間はいずれも午後1時から4時まで。場所は各町によって変わるため、問い合わせが必要。市役所の相談窓口は平日の午前9時から午後5時まで。
 岡田さんと山下さんは「一度ひっかかるとと次から次へと被害に遭うケースがあります。恥ずかしいとか、だまされた自分が悪いと思う人もいますが、そんなことは絶対にありません。少し時間が経過した事案でも法律で解決できることがあるかもしれません。とにかくどんなことでも気軽に相談に来てください」と呼びかけている。電話は同窓口℡0738〓5288。専用ダイヤル消費者ホットライン「局番なしの188(いやや)」の利用も呼びかけている。

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