日高川町長選 久留米さんが無投票で初当選

 任期満了に伴う日高川町長選は16日に告示し、新人で元町公室長の久留米啓史氏(61)=江川・無所属=のほかに届け出がなく、同町初の無投票当選が決まった。久留米氏は小熊の事務所で集まった支持者らと万歳。人口減少への歯止めなど、掲げている5つの公約実現へ全力を尽くすことを約束した。
 事務所前には、支持者のほか来賓として国会議員秘書や地元県議、周辺町の首長、議員ら約500人が集まった。午後5時、久留米氏以外の届け出がないと連絡が届くと、事務所には祝福ムードが広がった。
 三村康雄後援会長は「皆さまのおかげで久留米町長が誕生しました。今後とも温かく見守ってくださいますようお願いします」とあいさつ。市木久雄町長は「掲げている公約を着々と進められることを期待するとともに、日高郡、日高川町の発展へご尽力いただきたい」、自民党の二階俊博幹事長秘書の二階俊樹氏、冨安民浩県議、坂本登県議、郡町村会長の森下誠史美浜町長、町議会の龍田安廣議長らも祝辞を寄せた。
 孫の李菜さん(8)、由菜さん(6)から花束を受け取り、妻の久美子さん(60)らとともに万歳三唱で当選を祝った久留米氏は「皆さんのおかげで当選できました。このご恩は任期中に皆さんにお返しできるよう努力していきたい」と感謝。掲げている公約については、「人口減少に歯止めをかけるため、若者定住やIターン者の支援に力を入れていきたい」とし、これまでの公営住宅建設など町が住宅を整備するやり方だけでなく、民間の力を借りた方法も検討していくと語った。また市木町長が設置していなかった副町長については、今後設置に向け検討を進めていく方針を示した。初登庁は今月29日を予定している。
 久留米氏は東邦大学理学部卒業。昭和54年に川辺町役場に入庁。主に教育委員会、総務課、保健福祉課などで勤め、平成24年に保健福祉課長、25年に総務課長を経て、27年4月から退職のことし2月8日まで公室長を務めてきた。

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