女子野球の環境に進展

 先日、記事で紹介した田辺市を拠点に活動する女子硬式野球のクラブチーム「和歌山ファイティングバーズNANA(ナナ)」は県女子硬式野球連盟を設立し、県体育協会に加盟したと報道されていた。年明けに県内初の女子硬式野球クラブとして設立されたばかりで、今後、活動が軌道に乗っていくことを期待している。
 埼玉出身の川保麻弥さん(32)=田辺市鮎川=が監督を務め、メンバーは田辺市、上富田町、みなべ町の中学2年生から45歳までの計11人。川保監督は女子硬式野球の元日本代表・プロ選手でプロフィルなどを紹介させてもらったが、その他のメンバーもさまざまな経歴を持つ。37歳主婦、監督を慕ってきた移住者、それに全くの初心者。「野球をやりたい」という情熱の下、世代を超えて練習している。
 例えば奈良からの移住者、松川史織さん(26)=田辺市鮎川=。5年間、埼玉で野球に打ち込んだあと、実家にUターンしてスポーツ店で働いていたが、高校の先輩、川保監督率いるチームができると聞き、「監督と一緒に野球がしたい」と再び白球を追いかけることにしたという。仕事をやめ、野球へ再挑戦。新天地のナナではコーチ兼選手として頑張っており、インタビューをしていても情熱とやる気がひしひしと伝わってきた。
 監督の話に戻ると、小2から野球を始め、中学生の時は男子に交じって学校の軟式チームに所属。それから高校、大学、社会人と野球を続けたが、女子選手が「野球をやっていく環境」を探すのに大変苦労したそうだ。先月には有田市に女子の軟式野球チームも誕生し、女子野球の環境は整いつつある。興味のある人は一度、練習をのぞいてみては。     (賀)

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