みなべで全国ウメ生産者女性サミット

 梅の生産に関わる女性らが集う「全国ウメ生産者女性サミット」(同実行委員会ら主催)が20・21日にみなべ町の紀州南部ロイヤルホテルなどで開かれ、各地から集まった約200人が交流を深めた。チョーヤ梅酒㈱の金銅俊二専務取締役の講演等で知識を深め、情報交換会では農作業着の女性たちがファッションショー風に登場する「みなべUMEガールズコレクション」などで盛り上がった。
 昨年は埼玉県で第1回が開かれ、今回は2回目。各産地で抱える課題や問題点を共有するとともに魅力ある取り組みへ情報を交換し、女性の感性を反映させた地域振興や商品開発などで消費拡大や梅産地の活性化を図ることを目的としている。
 式典には梅どころの埼玉県越生、福井県若狭、奈良県西吉野などから梅生産関係の女性が一堂に集まり、松川薫委員長が「サミットは参加型の交流会。一人一人が主役です。みんなで梅について楽しく語り合い、梅を未来につなげていきましょう」とあいさつ。来賓の小谷芳正町長は「梅を食べているみなべ町では健康寿命年齢が高いというデータもある。健康で長生きするためにも毎日梅を食べてもらいたい」と述べた。
 第1部のシンポジウムでは、チョーヤ梅酒の金銅専務が「中小企業のグローバル化」と題して講演。付加価値を付けて高値で販売することができるブランドの有利性を説明したうえで、「国内だけでなく、海外に目を向けて販売展開していくビジネスが重要。みなさんの梅をいただき、我々も梅産業もともに大きく成長するようにしてきたい」と語った。参加者交流会では「にっぽんの梅干し展」などを国内外で開催している㈱バンブーカットの竹内順平さんと切替瑶太さんの2人がコーディネーターを務め、「梅干しの可能性を広げる」をテーマに意見を交換した。出席者同士で梅の魅力などを話し合い、「健康にいい」「季節を感じることができる」などの意見が披露された。第2部の情報交換会では、梅農家の1年間の作業をファッションショー風に紹介。カッパや長靴など作業着の女性たちが草刈り機や梅干しに使うセイロを手にステージに登場し、スポットライトを浴びながらポーズを決めて会場の笑いを誘った。
 2日目には奥みなべ梅林「受領の里」を視察し、農家ランチなどを味わった。

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