溝口さんが青年海外協力隊でベトナムへ

 開発途上国の発展を支援するJICA(国際協力機構)の青年海外協力隊として、御坊市塩屋町北塩屋の溝口景子さん(27)が近くベトナム共和国へ派遣される。首都ホーチミン市にある国立大学病院で、作業療法士の知識・技術を指導し、医療の向上に貢献することが任務。16日には御坊市役所に柏木征夫市長を訪問、「元気で頑張ってきて」と激励を受け、「帰国後にはベトナムでの経験を生かして御坊のまちに貢献したいです」と笑顔をみせた。
 溝口さんは日高高校から貝塚市にある大阪河﨑リハビリテーション大学に進み、作業療法学を専攻。卒業後は作業療法士として湯浅町の済生会有田病院に勤務しながら、ベトナムにはこれまで3回行き、うち2回はNGOの短期ボランティアとして子どもたちの生活環境や障害児教育に関する支援活動を行った。
 ベトナムには作業療法士という職種がなく、今回は過去の活動を踏まえて、自身の経験を生かして本格的に現地の医療向上に貢献したいと、中学生のころから憧れていた青年海外協力隊に応募。十分な実務経験と国際貢献への強い熱意が伝わり、見事合格、派遣先も第一志望のベトナムに決まった。10月4日に出発し、平成30年10月まで2年間、ホーチミン市医療薬科大学病院のリハビリ室で働きながら、理学療法士に日本の作業療法のノウハウを指導する。
 溝口さんはこの日、同じ御坊市出身でキルギス共和国に派遣されたJICAボランティアの先輩、庄田実里さん(31)、県国際交流協会の中島紀生事務局長らとともに柏木市長を訪問。「今回は以前のNGOボランティアと違い、急性期の患者さんのリハビリを担当します。ベトナム語が少し不安ですが、その他はとくに心配することはありません。現地の方と心を通わせ、ともに勉強しながら、作業療法のノウハウを伝えたいと思います」と抱負を述べた。

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