ラップバトル LEONが本大会出場へ

 日本最高峰のフリースタイルラップバトルUMB(ULTIMATE MC BATTLE)和歌山予選が御坊市島のライブハウス「生音恋意帰屋」で開かれ、島のラッパー「LEON(レオン)」こと山本玲音さん(19)=専門学生=が優勝。12月30日に東京で開かれる本大会出場権を獲得した。
 ラップバトルはマイクを手に1対1で向かい合い、リズムに合わせてディスり(けなすこと)合う。相手の言葉に対して即興で返し、韻を踏んでいることや的確さ、オーディエンス(観客)の盛り上がりなどを審査員が判断して勝敗をつける。UMBは最高峰の大会として2005年からスタート。各都道府県予選を勝ち抜いた選手のみ出場できる。和歌山では6年ほど前から予選が行われている。
 ことしの予選には中学生から30代まで約50人が参加。日高地方が約半数で、大阪などからの参加者もあった。試合はトーナメントで行われ、レオンさんは全5試合を勝利。決勝では大阪で有名なラッパー「西」を倒し、見事初出場で優勝を手にした。本大会では各地域の代表約30人が出場。3000人のオーディエンスの前でバトルを披露する。大会に向け「有名なラッパーがたくさん出てくると思いますが、緊張せず優勝を目指したい」と話している。また兄の山本頼武さん(24)=東京在住=は昨年西東京代表として出場しており、ことし11月にある西東京予選を勝ち抜けば兄弟そろっての出場となる。
 父勝也さんがライブハウス「生音恋意帰屋」を経営していることもあって小さいころからラップに親しみ、自身も中学校2年生のころから始めた。高校時代には高校生最強ラッパーを決める高校生RAP選手権全国大会に2回出場。現在は大阪で医療系の専門学校に通うかたわらラップ活動も本格的に行っており、週に1、2回難波のクラブやライブハウスでステージに立つほか、自作曲を音楽配信サービスiTunes storeで配信し、ヒップホップの週間ランキングで14位に入ったことも。ソロだけでなく御坊市や和歌山市内などの仲間と立ち上げたチーム「MAD STEEZ」でも活躍している。

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