御坊市薗、シュウバレエスタジオ(小前大介代表)の山吹薫乃(ゆきの)さん(松原小6年)が今月26日からアメリカのバレエ留学ワシントンを訪れ、バレエ学校「キーロフアカデミーオブバレエオブワシントンDC」に留学する。期間は8月1日まで1カ月余り。「感性や技術をしっかり磨いてきたいです」と張り切っている。
ひまわりこども園年長児の頃からバレエを習っており、ことしで7年目。これまでいくつかのコンクールで入賞経験があり、4月には国内トップレベルの全国舞踊コンクールで見事初入選した。今回の留学は、東京で行われたジャパンバレエコンペティションで審査員特別賞(スカラシップ)を獲得して決定。「ドン・キホーテ」のキューピッドを愛らしく踊り、高く評価された。
山吹さんは「5歳の時に発表会で踊ったフランス人形から始まって、お花、王女、マッチ売りの少女と今までいろいろな役を踊ってきました。5歳の時からは大きく変わったと思いますが、まだまだ勉強してもっともっと豊かな表現力を身につけたいです。ワシントンではクラシックバレエだけでなく、『コンテンポラリー』といって枠に捉われない自由な表現を考える時間があるそうなので、新しいことが学べると思います。とても楽しみで、今からわくわくしています」と目を輝かせている。指導の小前さんは「留学では変化を期待するより、自分にプラスになることをたくさん学んできてほしいですね」と話している。