日高川町当初予算 防災センター着工へ

 日高川町は2日、平成28年度当初予算案を発表した。一般会計予算は88億8500万円で前年度より8700万円の減額。目玉は小熊公園への防災センター建設で工費約3億6000万円。津波などの大災害発生時に近隣住民ら500人を収容でき、普段は防災研修の場として活用する。28、29年度で施設建設、30年度に周辺整備し、完成を目指す。
 日高川町は沿岸部ではないが、津波による川の逆流で津波が押し寄せるという最悪の事態に備え、小熊区などでは避難訓練を実施。また町は昭和28年、平成23年と2度の大水害を経験しており、土砂災害の危険も高くなっている。
 防災センター建設は市木久雄町長が公約に掲げていた取り組みで、昨年度当初予算で設計費として約3500万円を計上。施設は鉄骨平屋で延べ床面積は約1500平方㍍。小熊公園は広場が上下2段になっており、施設は段差にまたがるように建ち、下段を活用して地下室も整備。施設内には避難スペースや調理室、トイレ、炊き出し場などを設置し、普段は避難スペースを防災展示や研修室として使うほか、かまど機能を備えたベンチの設置も検討している。地下室は備蓄倉庫とする。周辺には駐車場を整備。近くの高速道路へのリンクも検討している。施設建設費用は28年度と29年度で合計約7億円で、国の補助金を活用する。
 当初予算では、築50年以上が経過し耐震性が低い中津庁舎の一部を取り壊して木造平屋の新庁舎を建設する費用1億1315万円、保育所4カ所小中学校13カ所の防犯カメラ設置680万円、南山陸上競技場フェンス整備事業1600万円、放課後に子どもたちが学ぶ「地域未来塾」整備、家具転倒防止事業など計上。このほかプレミアム商品券補助金、不妊治療費助成、空き家解体処理費の補助、婚活、住宅リフォーム助成など従来の取り組みも引き続き実施する。
 議案29件を上程 日高川町は7日から開会する議会第1回定例会に当初予算含む議案29件を上程する。議案は入野浄水場増築工事の請負費の増額、職員の給与に関する条例改正、新町まちづくり計画の変更などとなっている。

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