場外よりプレーで魅了

 プロ野球は、いよいよオープン戦がスタート。昨秋から賭博や薬物問題で暗い話題が目立ったが、ファンにとっては待ちに待ったシーズンの幕開けだ。
 近年、「実力のパ、人気もパ」のような感じを強く受けるが、今シーズンはセ・リーグが面白そうだ。読売ジャイアンツで高橋由伸氏、阪神タイガースで金本知憲氏、横浜DeNAベイスターズでアレックス・ラミレス氏と、3球団が新監督。中日ドラゴンズの谷繁元信監督、東京ヤクルトスワローズの真中満監督、広島東洋カープの緒方孝市監督を含めて6球団すべてで40代の監督となり、どんな采配を見せてくれるのか注目している。
 新監督の3氏は現役時代から人気者だっただけに、ファンの注目度も高い。積極的な打撃が売りだった高橋監督は投手の継投でも思い切った采配をふるうのか。「アニキ」の愛称で親しまれた金本監督は選手時代同様に圧倒的なリーダーシップで選手を引っ張っていけるのか。ラミレス監督は低迷が続く球団を持ち前の明るさでリードし、優勝争いに加われるのか。ベンチワークにも見どころは多い。
 千代の富士や若貴兄弟らの大活躍で人気絶頂だった大相撲は、日本人力士の低迷、さらに追い打ちをかけるように八百長問題が明るみになってブームが去り、厳しい時代に突入。ことし初場所で、大関・琴奨菊が日本出身力士として10年ぶりの優勝を飾ると一気に話題を集め、人気回復の気配をうかがわせた。
 大相撲なら土俵で、プロ野球ならグラウンドで。やはりスポーツは場外よりプレーで周囲を魅了するもの。フレッシュな監督がそろうプロ野球では、連続した不祥事を吹き飛ばす明るいニュースを期待している。(賀)

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