住民目線の地方創生に期待

 現職と新人の一騎打ちとなった任期満了に伴う印南町長選は7日に投票が行われ、即日開票の結果、2選を目指した無所属の現職日裏勝己氏(65)が3343票を獲得、再選を果たした。一方、元町職員で無所属の新人湯川和幸氏(58)は2642票。その差は701票だった。投票率は84・46%。4年前の前回を2・29ポイント下回った。当日有権者数は7138人。
 さて、まず個人的に今回は8年ぶり2回目となる首長選挙戦の取材。先輩の過去記事を参考に、できるだけ多くの人に話を聞いた、つもりだ。双方の陣営では、ほかの仕事や急な取材で約束の時間に遅れたり、ドタキャンし、日時を変えてもらったり迷惑をかけてしまい、とても申し訳なく、また、有権者には時間をとって回答いただき、大変ありがたく思っている。
 そんななかで、有権者が思う理想のリーダー像は「誠実」と「実行力」が合わせて6割を超え、「私利私欲を交えず真心を持って町政に当たり、そのうえで公約を実行できる」という資質が求められているという結果。一方の望む政策では「雇用の拡大」「子育て支援の充実」「高齢者福祉の向上」がベスト3。選挙戦を通じても同じような声が聞かれたのではないだろうか。
 意外にも、いや、当然というべきか、「人口減少対策」を望む声は少なく、個別の施策が町の活性化、人口の維持、増加につながるという意見が多く聞かれた。「バスに乗り遅れるな」のような状態で地方創生が叫ばれるなか、日裏町長には約束通りの「住民目線」で、3343票分だけでなく、8623人(1月末)の思いを胸に、「住みたい、住み続けたい」が実感できるまちづくりを期待したい。 (笑)

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