御坊で高校生対象の介護職説明会開催へ

 御坊市と市内の介護や老人福祉施設等96施設が参加して昨年10月に発足した御坊市介護サービス事業者連絡協議会(木下誠弘会長)は、人材確保へ向け、高校生を対象に夏休み中に介護施設に特化した企業説明会を開催する。介護施設では人手不足が課題の一つで、やりがいを知ってもらいたいとメンバーが発案。11月には介護フェアも計画しており、質の高いサービス提供へ官民一体の取り組みが注目されている。
 市では本年度から29年度までの3カ年を実施期間に策定した第6期高齢者福祉計画・介護保険事業計画で、誰もが住み慣れた御坊で安心して暮らし続けていくことを目標に掲げており、地域包括ケアシステムの構築が必要不可欠なことから各事業所が一体となった連絡協議会を立ち上げた。協議会の中に居宅介護支援、訪問サービス、通所サービス、福祉用具サービス、施設サービスの5部会をつくり、それぞれの事業所がかかえる問題などを話し合い、互いに協力して解決していこうと定期的に部会を開いて意見交換を続けている。この中で、各施設とも共通課題である人材確保へ向け、協議会の初めての試みとして事業所説明会を企画した。
 8月に開かれている日高地方Uターンフェアのイメージで、事業所は介護関係に特定し、対象を次代を担う高校生にする方針。具体的な内容はこれから検討していくが、各施設のブースを設けて事業内容の説明や、やりがいを知ってもらう機会にしたい考え。介護事業者が一堂に集まっての合同説明会は日高地方ではほとんどなく、協議会という官民がスクラムを組んだ取り組みが、人材不足の課題解消につながるか注目されている。事務局の市健康福祉課では「高校生に介護職の魅力を知ってもらうことで、将来の職業選択の一つにしてもらいたい」と期待を込めている。

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