日高地方駅伝 御坊市が11回目の優勝

 第52回日高地方駅伝競走大会は17日、日高川町坂野川の県福祉事業団あおぎ園周辺コースで開かれ、7市町代表が小学生男女各3人、一般3人の9区間20㌔で熱戦を展開した。レースは小学生5人が区間賞と大活躍、8区までに大差をつけた御坊市がみなべ町の猛追を振り切り、2年連続11回目のVゴール。みなべ町は一般2選手の力走が光り、御坊市に続いた。3位には中盤の一般選手が健闘を見せ、一時2位に浮上するなどした日高町が入賞した。
 御坊市は1区・川口、2区・久保がそろって区間賞を獲得し、絶好のスタートを切った。3区でリードを縮められたものの、4区・大沼、5区・川手の連続区間賞で再び後続を引き離し、6区と7区でも首位をキープ。8区・巽の区間賞で58秒の〝貯金〟をつくると、アンカー・三浦がみなべ町の追い上げを凌ぎ、連覇のフィニッシュを決めた。記録は1時間8分54秒。1区から一度もトップを譲らない、隙のないたすきリレーを展開し、みなべ町には15秒差をつけた。
 山本大貴監督は「一度もトップを譲らずに優勝できたことには、本当にびっくり。小学生はもちろんのこと、一般選手も十分に力を発揮してくれた結果だと思う」と会心のレースを振り返り、「小学生は2月の県市町村対抗ジュニア駅伝につながる走りになった」と話した。1区の川口温架選手は「自分の走りもチームの走りも、どちらもとてもよかった」と喜びいっぱい。小学6年生のときに御坊市チームで優勝、一般走者として今回初出走してVゴールのテープを切った三浦健介選手は「冬休み中も一生懸命に練習してきた小学生の頑張りに報いることができ、社会人になってまた優勝させてもらって素晴らしい経験になりました」と笑顔を見せていた。
 みなべ町は3区・林、9区・田中の一般2人と、7区・寺本の小学生1人が区間賞を獲得。アンカー勝負で御坊市を追い詰めた。日高町は4区まで5位と低迷も5区・深海が2人抜き。6区・前田が区間賞の走りで2位に浮上すると後半も堅実につなぎ、3位に入った。
 レースでは印南町の6区と7区で親子リレーがあり、沿道から大きな声援が送られていた。
 7市町の成績と区間賞受賞者は次の通り。
 【成績】①御坊市(川口温架、久保亮太、松窪義朗、大沼はるな、川手友希、古山千晴、家吉晟礼、巽耀蔵、三浦健介)1時間8分54秒②みなべ町(早田衣吹、森壮一郎、林優、箱木明香里、鈴木健斗、片山清範、寺本和華、山本陽介、田中信弘)1時間9分9秒③日高町(初井優奈、濱口陸、村田瑞起、宮田理乃、深海響輝、前田賢二、鈴木綾夏、濵口颯、森澤清太)1時間9分54秒④印南町⑤日高川町⑥美浜町⑦由良町
 【区間賞】(1・2・4・5・6・7・8区2㌔、3・9区3㌔)▽1区・小学生女子=川口(御坊市)6分56秒▽2区・小学生男子=久保(御坊市)6分46秒▽3区・一般=林(みなべ町)9分10秒▽4区・小学生女子=大沼(御坊市)7分1秒▽5区・小学生男子=川手(御坊市)6分55秒▽6区・一般=前田(日高町)6分6秒▽7区・小学生女子=寺本(みなべ町)7分11秒▽8区・小学生男子=巽(御坊市)7分10秒▽9区・一般=田中(みなべ町)9分24秒

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