高校駅伝県予選 日高男子が準優勝

 第66回男子・第27回女子全国高校駅伝競走大会の県予選会が1日、日高川町田尻の日高川周回コースで開かれ、日高地方勢は全国切符(優勝校)には届かなかったものの、日高男子が準優勝、同女子が3位入賞と健闘。そろって近畿大会出場を決めた。日高男子は1、2年生が中盤から素晴らしい走りを見せ、8年連続で2位を守った。同女子は5選手が安定したたすきリレーを展開し、昨年より一つ順位を上げてゴールした。
 男子15チーム(オープン2含む)、女子9チームが出場。薄曇り、ほぼ無風の絶好のコンディションの中、旧川中第一小学校前を発着、中継点に熱戦を展開した。
 男子は7区間42・195㌔でたすきリレー。日高は1区・野田がトップと22秒差の3位と踏ん張り、2区で前の2校にリードを広げられたが、3区・笹裏が区間2位の力走で巻き返した。4区からは2年生の湯川、吉川、1年生の東久保、稲田で中継。4区・湯川は前を行く桐蔭を追い上げ、5区・東久保が桐蔭を逆転、チームを2位に浮上させた。6区・吉川は桐蔭を一気に突き放し、アンカー・稲田も力強い走りで2位を死守した。トップの和歌山北とは2分37秒差も主将の笹裏君(3年)は「体調がよくないメンバーがいて心配もあったが、しっかりとみんなで補い合って、目標タイム以上で2位という成績を残すことができた」と納得の表情を見せ、「後輩たちは期待以上に頑張ってくれたので、来年は絶対に都大路に行ってほしい」と話していた。
 女子は5区間21・0975㌔で争われ、日高は1区・浜中が5位。2区・西川が区間3位の力走で2人抜きし、3区・桑原は一つ順位を落としたものの粘り強くリレー。4区・杉本は再びチームを3位に押し上げると、アンカー・濱田が笠田ら後続の追撃を許さずに3位でフィニッシュした。優勝の神島には約7分離されたが、昨年の4位から前進。「3位入賞」の目標を達成した。主将の浜中さん(3年)は「自分の走りをするという約束をみんなが守ってくれ、みんなの力で3位入賞をつかみとれたと思う」とレースを振り返り、後輩たちには「自分をもっともっと磨いて、来年頑張ってほしい」とエールを送っていた。
 日高男女の鈴木慶裕監督は来春定年退職を迎え、ことしが最後の大会だった。男女のゴールを見届けると「男子も女子もしっかりと力を出し切ってくれた。とくに男子は来年残る子たちがよく頑張ってくれた」と選手たちの健闘をたたえていた。
 優勝は男子が和歌山北(8年連続20回目)、女子は神島(3年連続3回目)。男女優勝校は12月20日に京都市で開かれる全国大会、上位6校は今月15日に京丹後市である近畿大会へ出場する。日高男女以外の日高地方勢は南部男子が8位、南部女子は9位だった。男女総合成績、日高地方勢の区間上位選手(男女とも全員日高)は次の通り。
 【総合】男子①和歌山北2時間11分13秒②日高(野田康介、川合隼平、笹裏真樹、湯川達矢、東久保悠斗、吉川真、稲田悠人)2時間13分50秒③桐蔭2時間15分25秒④田辺工⑤和歌山工⑥田辺⑦笠田⑧南部2時間25分48秒⑨和歌山商⑩那賀⑪星林⑫海南⑬箕島▽女子①神島1時間11分33秒②和歌山北1時間14分43秒③日高1時間18分32秒④笠田⑤和歌山商⑥桐蔭⑦海南⑧田辺⑨南部1時間35分38秒
 【区間成績】《男子》1区10・0㌔③野田31分02秒▽3区8・1075㌔②笹裏25分40秒▽4区8・0875㌔②湯川25分43秒▽5区3・0㌔②東久保9分27秒▽6区5・0㌔②吉川16分00秒▽7区5・0㌔③稲田16分00秒《女子》2区4・0975㌔③西川14分50秒▽4区3・0㌔③杉本11分21秒

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