コンデンサ火災に注意必要

 日高広域消防は、工場や商店の配電盤に取り付けられている「低圧進相コンデンサ」=写真=からの火災に注意を促している。
 8月に管内で発生した建物火災について和歌山工業高等専門学校の知能機械工学科・樫原恵蔵、電気情報工学科・山吹巧一の両教授に協力を得て合同で原因を調査。低圧進相コンデンサからの出火と断定された。
 低圧進相コンデンサは工作機械や業務用冷蔵庫のモーターに使用する電気機器の力率を改善する機器。事業所の配電盤に設置されているが、これが原因と考えられる火災事例が全国的にも報告されている。火災は高温多湿な6月から9月にかけて多く、無人となる夜間や休日にも発生。昭和50年以前に製造された低圧進相コンデンサには保全装置が内蔵されておらず、長年の使用で内部に絶縁劣化が起こり、火災につながる可能性があるという。
 同消防では▽昭和50年以前の進相コンデンサは保安装置内蔵の新しいものに交換してください▽新しいものでも推奨更新期間は10年ですので定期的な点検をお願いします▽機器を使用しないときはできるだけブレーカーを切って進相コンデンサに電圧がかからないようにしてください――と呼びかけている。

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