中学生柔道 女子の久保井さん全国準優勝

 全国中学校体育大会第46回全国中学校柔道大会は17日から20日までの4日間、函館市の函館アリーナで開かれ、女子個人戦44㌔級で久保井仁菜さん(松洋3年)が準優勝と大活躍した。久保井さんは目標に掲げた日本一にあと一歩届かなかったが、5試合のうち3試合を得意の寝技で一本勝ちし、その実力を全国に知らしめた。女子選手では県勢3人目、日高地方勢初の決勝進出者となり、銀メダルを手に笑顔を見せた。
 44㌔級には48選手が参加し、トーナメントで熱戦を展開した。久保井さんは1回戦が不戦勝。2回戦では佐賀県代表に横四方固めで一本勝ちし、3回戦は縦四方固めで千葉県代表に一本勝ちした。東京都代表と対戦した準々決勝では相手選手に指導があり、優勢勝ち。準決勝は愛知県代表に肩固めで一本勝ちをおさめ、福岡県代表との決勝は開始1分ごろに指導を受け、惜しくも優勢負けとなった。
 昨年のベスト16で今夏の近畿チャンピオンの久保井さん。得意の寝技が警戒される中だったが、準決勝までは「自分の柔道ができました」と4試合中3試合で一本勝ちした。決勝は今春に練習試合で顔を合わせたことがあるという、前年の40㌔級覇者の強豪・古賀若菜さんと対戦。練習試合で有効を奪われた古賀さんの得意技、大内刈りを封じるための積極的な攻撃姿勢がやや空回りして「かけ逃げ」で指導を受け、惜しくも敗れた。
 「目標は日本一」と臨んだ大一番。準優勝には「決勝では技をかけるのにあせりました。もっと自分のペースで、じっくりと試合ができていれば…」と悔しさをにじませたが、「ここまでこられたのも練習やアップにつき合ってくれた双子の兄(浩太君)、励ましてくれたチームメート、それに応援してくれた皆さんのおかげ」と周囲への感謝の気持ちも口にした。将来は「オリンピック出場」というでっかい夢を持ち、今後については「高校生になるまでにもっと練習して、高校ではインターハイ出場、中学校でなれなかった日本一を達成したい」。銀メダルやトロフィーを手に笑顔を見せながら力強くリベンジを誓っていた。
 女子団体戦には久保井さん、角惟茉莉さん(3年)、堀那月さん(2年)、濱口莉緒さん(1年)がメンバーの松洋が初出場したが、愛知真和学園大成(愛知)に0―3、白山市立笠間(石川)に1―2で敗れ、予選リーグを突破できなかった。角さんは女子個人戦70㌔級にも出場。1回戦で佐賀県代表に優勢勝ちしたが、2回戦で神奈川県代表に内股で一本負けした。

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