南海果工が新スポーツ飲料開発

 日高川町土生の清涼飲料水などの製造・販売を行う南海果工㈱(三ツ井隆代表取締役社長)は、9、10月に開かれるわかやま国体・大会に向け、和歌山県産の梅と八朔(はっさく)を使った2種類のスポーツドリンク「シャキスポ」を発売。大学教授の監修で効果を検証したクエン酸パワーで、アスリートを応援する。
 同社ではかねて梅やみかん、ももなど県産の果実を使った飲料水作りを行っており、ことしの国体・大会に向けスポーツ飲料を作ろうと年明けから開発開始。疲労回復効果があるとされているクエン酸が含まれる南高梅と八朔に着目し、2種類の飲料水を完成。効果を検証するため国士舘大学(東京都)体育学部の須藤明治教授に依頼。須藤教授は学生7人を対象に、シャキスポ飲用前と後の2回に分けて、体力測定やトレーニングを行うための自転車エルゴメーターを20秒間ペダリングさせ、心拍数の変化を調査。結果、シャキスポ飲用後は、飲用前に比べて数値が低くなることがわかり、飲用により疲労回復の促進につながったと考えられている。
 190㌘缶入りで「シャキスポ」のネーミングと和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」やスポーツをしているパンダを描いたデザインなど、社員公募で選出した。国体・大会応援として同実行委員会に50ケース(1ケース30本)寄贈し、大会協力企業にもなっている。販売は日高町荊木のファーマーズマーケットさわやか日高か、インターネット「ナンカイドリンク楽天市場店」。三ツ井社長は「スポーツや農作業の合間に飲んで、喉をう潤しながら疲労回復も見込めます。国体・大会を応援するとともに、県を代表する商品に育ってくれれば」と話している。

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