近畿自動車道 有田―御坊4車線化着々

 有田から田辺までの各市町でつくる近畿自動車道紀勢線有田南紀田辺間整備促進協議会(会長・柏木征夫御坊市長)の総会が29日に市役所で開かれ、有田―御坊間の4車線化事業で、用地取得率が70%に達したことが報告された。川辺第一トンネル工事は9月にも業者が決まり、印南インターチェンジ工事も本年度中に発注する見込み。大災害時には命の道となる高速の4車線化は、平成33年12月完成へ着々と進んでいる。
 有田―御坊間の4車線化は平成25年6月に事業許可が下りて以降、スピーディーに進んでいる。西日本高速道路㈱関西支社和歌山工事事務所の桑野修所長らは、6月30日現在で55%だった用地取得率が7月末で70%になると報告。暫定値のため、区間別の細かい取得率は出ていないが、6月30日(55%)の段階で御坊市野口は95.5%と関係5市町(御坊市、日高川町、広川町、湯浅町、有田川町)で最も高くなっている。日高川町は同じく6月30日時点で小熊地区85.2%、土生地区77.2%、中津川・千津川地区29.7%となっている。有田―御坊間の総延長19.4㌔に対して工事発注した割合を示す着手率は本年度中に32%になる見込み。川辺第一トンネル工事(延長約2.5㌔)はすでに発注しており、9月中に業者が決まる予定。印南インターチェンジ工事(約1㌔)と、鳥松山トンネル工事(約3.5㌔)も本年中に発注することになっている。
 阪和自動車道御坊―南紀田辺間(総延長27.4㌔)の逐次4車線化事業は、去る9日に田辺市芳養地区の一部車線を片側2車線にする「付加車線」工事(延長約1.2㌔)が完成して供用を開始。現在は印南地区やみなべ地区でも一部で付加車線工事を進めている。
 総会では、柏木会長が「関係者の皆さんのおかげで大変なスピードで進んでいる。これからも早期完成へ要望活動を続けていこう」などと一致団結を求めた。2年任期の役員改選では、柏木会長、副会長の中山正隆有田川町長、監事の望月良男有田市長、真砂充敏田辺市長をいずれも再選した。

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