日高川町で合併10周年式典

 1日に合併10周年を迎えた日高川町は2日、日高川交流センターで記念式典を行い、関係者ら約300人が合併から10年の歩みを振り返り、合併10周年を祝った。節目に当たり、1日に制定した町民憲章の前文でうたっている〝人の和、地の和でつくる元気で明るいまち〟の実現へ市木久雄町長は「町民の皆さまとともに汗を流し、感動を分かち合うまちづくりを進めていく」と約束した。
 式典は美山太鼓保存会の打ち鳴らしとあすなろ倶楽部絆の星のダンスパフォーマンスで開式。まず合併10年の歩みを振り返り、町の「花」のフジ、「木」のウバメガシ、「鳥」のウグイスと町民憲章を披露。続いて功労者48人が表彰され、合併協議会、団体役員、高額寄付者の3部門の代表3人に感謝状を贈呈。受賞者を代表して笹朝一さんは「このような賞をいただき誠に光栄です。光陰矢のごとしと言いますが、早い歳月で生涯忘れることができないこともたくさんあります。これから10年、20年、50年、100年と町が繁栄することを願っています」と謝辞を述べた。
 市木町長は10周年に当たり、まず関係者の協力や町民の町政への理解に感謝し、「悪化する行財政環境の下、多くの合併自治体が誕生しましたが、私たちも勇気を持って合併という扉を開け、町民の新たな夢と希望を〝新生日高川町〟に託しました」と激動だった合併当時の状況や思いを熱弁。これまでの10年間については「困難な財政事情のもとで、新しい町としての基礎固めに専念し、旧町村地域の垣根を越えた一体感の醸成と地域の均衡ある発展を図りながら、合併で広がった町域、人の輪、多彩な地域資源を生かした〝まちづくり〟にまい進してきた期間だった」と振り返り、最後に町民憲章でうたったまちづくりの実現へ決意を見せた。
 町議会の龍田安廣議長のあいさつのあと、下宏副知事が仁坂吉伸知事の祝辞を代読。「行政と議会、町民が一致協力、努力し、多くの成果を挙げてこられたことに敬意を表します。地域資源を活用することで新生日高川町がさらに発展することを確信しています」とメッセージが寄せられた。最後に湯川宗一教育長の発声で万歳三唱。10周年を祝うとともに限りない町勢の発展を誓った。
 この日は式典に先立ち、役場本庁正面玄関左に建立した町民憲章碑の除幕式も行われ、市木町長、湯川教育長、龍田議長、山本啓司副議長が除幕した。

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