都道府県対抗剣道 橋本君が日本一に貢献

 全日本剣道連盟等主催、第63回全日本都道府県対抗剣道優勝大会が先月29日に大阪市中央体育館で開かれ、日高高3年の橋本海斗君(17)=御坊市薗=がメンバー入りの和歌山県男子選抜チームが見事初優勝を飾った。先鋒の橋本君は全6試合で4勝し、とくに3回戦から決勝までは4連勝と大活躍を見せ、チームをけん引。半世紀以上続く伝統の一戦で県勢悲願の日本一に大きく貢献した。
 7人制。各都道府県は、先鋒=高校生▽次鋒=大学生▽5将=18歳以上35歳未満で警察職員、教職員、高校生、大学生除く▽中堅=教職員で年齢制限なし▽3将=警察職員で年齢制限なし▽副将=35歳以上で警察職員、教職員除く▽大将=50歳以上で剣道教士7段以上││の規定に沿ってチームを編成。1試合5分3本勝負で、47都道府県代表がトーナメント戦に臨んだ。
 県勢は1回戦で茨城を2―1、2回戦で長崎を4―2で破り、3回戦では三重を4―0。4回戦は兵庫を5―1で退け、準決勝は京都に2―2の本数勝ち、決勝は佐賀に4―0で快勝した。過去最高はベスト8だったが、1、2回戦で前評判の高かった茨城、長崎に勝利すると勢いに乗り一気に記録を更新。和歌山国体開催の記念すべき年に悲願の日本一を達成し、秋の国体本番にも弾みをつけた。
 先鋒戦は、今夏のインターハイ出場が有望視される強豪らが激突。地元勢で唯一メンバー入りの橋本君は初戦を引き分け、2回戦は敗退したが、3回戦は胴と面で2―0、4回戦と準決勝は面で1―0、決勝は面と小手で2―0と4連勝でチームの勝利に貢献した。とくに日本一がかかる大一番は「会心の内容」。開始3分程度でけりをつけ、チームを波に乗せた。
 「2回戦までは緊張して調子が出ませんでした。2回戦が終わって、チームの先生(他のメンバー)や日ごろ指導をいただいている方々にアドバイスをもらい、気持ちを切り替えて思い切って試合に臨めたのがよかったと思います」と橋本君。優勝記念で贈られた銀杯を手に「いままでもらったことがないので、何か特別な感じ。日本一の実感が湧いてきます」と笑顔いっぱいに話した。
 日高高剣道部では主将で、和歌山国体強化指定選手。今後についても「大学生、社会人の強い選手の方々と一緒に試合ができ、練習では味わえない、いい経験ができました。これで勢いに乗って、次のインターハイ、国体も優勝を目標に頑張っていきます」と力強く飛躍を誓った。日高高の田中紀行監督も「3回戦からは本来の調子を発揮し、安心して見ていられた」とたたえ、「国体でもこの調子で頑張ってほしい」と期待を寄せていた。

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