県が観光振興アクションプログラム策定

 おととしの伊勢神宮式年遷宮から和歌山の観光振興にとって大きなイベントが続くなか、県はこれら集客の流れを切れ目なくつないでいくため、新たな観光振興実施行動計画(アクションプログラム)を策定した。ことしは高野山開創1200年と秋には国体の開催を控えており、高野・熊野の世界遺産や来年の大河ドラマ『真田丸』も絡め、「売り出す、招く、もてなす」をキーワードに和歌山ブランドの拡大に努める。
 県はおととしの伊勢神宮式年遷宮からの誘客に始まり、昨年は「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録10周年を契機とした和歌山デスティネーションキャンペーン(わかやまDC)をJRグループとともに展開。ことしは現在、記念大法会(5月21日まで)が開催されている高野山開創1200年事業に続き、秋には「紀の国わかやま国体・大会」が控えており、和歌山の観光にとってのゴールデンイヤーとなっている。
 伊勢神宮は遷宮翌年の昨年も参詣客が1000万人を超えるなど、お伊勢参りの人気が続いており、和歌山県も昨年はわかやまDCでクロスメディアの情報発信を行った結果、観光客の数と直接消費額が前年より増加。今後は高野山開創1200年を大法会の期間中だけに終わらせず、国体では「おもてなしトイレ大作戦」「おもてなし県民運動」など県を挙げてホスピタリティの向上に努め、リピーター客の増加を目指す。
 来年はNHK大河ドラマが真田幸村を主人公とする『真田丸』に決定。幸村ゆかりの地の高野町、九度山町など紀の川エリアの各市町、県、観光連盟などが観光推進協議会を設置し、九度山町が整備する真田ミュージアムでドラマに関連する企画展を行う。
 日高地方関連では「日本三美人湯」の龍神温泉のPR、江戸時代の町屋と大正・昭和の建物が残る御坊市のまちなか散策「寺内町」巡りなど、地域の観光資源を生かした取り組みで和歌山を売り出し、招き、もてなす。

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